フードダイバーシティ株式会社が2014年から続けていること
こんにちは。食の多様化対応を支援しておりますフードダイバーシティ株式会社の守護です。
2021年度(令和3年度)、当社フードダイバーシティ株式会社では大変ありがたいことに、合計146本の講演、及び社内研修をさせて頂きました。講演、社内研修のあとは、どういうSTEPを踏んで実際の成果になっていくのか、本日は3つのSTEPに分けてご紹介いたします。
当社はメディア事業から始まった会社ですが、現在は各事業者様がスタートラインに立つまでのお手伝いも多くさせてもらっております。
STEP1:基礎勉強会(1対nでの情報共有)
目的:①基礎情報を固めること ②過去情報の誤解を解くこと
・食の多様性とは〜それぞれの言葉の定義(ハラール、ベジタリアン、ヴィーガン、グルテンフリー、コーシャ等)
・アレルギー対応との親和性について
・対応することのメリットとデメリットについて
・正しくお客様に情報を届ける発信方法とは?
・対応前に抑えておきたい失敗事例とは?
・どういった食材が使えて、どういった食材が使えないのか?その代わりとなるものは?
・過去はとても高いハードルがありましたが、今は異なります
・イスラム教徒やベジタリアンのお客様は具体的にどういったメニューが食べたいのか(Can EatとWant to Eatの違い)
・シェフ向けには実食勉強会
STEP2:実践への個別サポート(各社の状況に合わせて)
目的:①スタートラインに立つ ②社内・スタッフ間での認識共有すること ③1対nで聞きにくいことを解決
・食材と調味料のチェック
・具体的なメニュー作りについて
・メニューの表記方法について
・効率的なオペレーション作りについて(調理現場に負担がかからない方法)
・現場対応のFAQ作り
・調理場、ホール、購買、経営側でしっかりと社内の認識を統一する(内部での認識統一がないと結果が出にくい)
・その他現場での不安にその場で解決
STEP3:情報発信で集客開始
目的:対応したお店にお客様を送客すること
・各種メディアに登録(ムスリム向けメディア、ベジタリアン向けメディアへの登録サポート)
・地域の特集記事で情報発信
・動画制作
・ファムトリップの実施
・インフルエンサーの招致
・海外の旅行会社への営業支援
・MAP作成
以上、フードダイバーシティに取り組んでいる、これから取り組もうとする自治体、行政、企業様にとって、本記事が有益な情報となれば幸いです。