2021年12月1日に東京都による令和3年度「ムスリム等多様な文化・習慣に関する受入環境整備事業」の第七回目「ベジタリアン・ヴィーガン・オーガニック 明日からできる現場対応!(講師:プラントベースジャパン株式会社 山﨑氏、野菜料理研究家 庄司氏)」が開催され、東京都の飲食店、宿泊施設などの観光関係者が参加しました。

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■プログラム

【第7回】ベジタリアン・ヴィーガン・オーガニック 明日からできる現場対応!
日時:令和3年12月1日(水) 13:30~15:00

■詳細ページ
https://fooddiversity.today/article_97828.html
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セミナー内容

セミナーの前半は山﨑氏による「国内外のプラントベース市場のトレンド」に関する解説がありました。

近年増加するフレキシタリアン(ゆるベジ)に関する説明やヴィーガン / プラントベースを始めとする言葉の違いによる消費者の受け取り方等、マーケティングに関する情報提供が行われました。

フレキシタリアン市場の考え方

消費者の受け取り方の違い(詳細記事

セミナー後半では、庄司氏によるライブクッキングが行われ、プラントベース料理におけるポイント解説がありました。

基礎的な考え方

ヴィーガン対応のコツ

今回のライブクッキングでは「揚げきのこボロネーゼ風」と「揚げ麩の肉じゃが風(お麩じゃが)」の2品を作りながらポイント説明が行われました。

揚げきのこボロネーゼ風

揚げ麩を使った肉じゃが風

(ポイント抜粋)


ヴィーガン=薄味ではない
肉や魚が好きな人で薄味好みの人がいるようにヴィーガンの中にも濃い味を求める人もいる


コク・旨味が出せない
プラントベースは基本油分がないのでそれを補うために素揚げや塩味を効かせるのがポイント

素揚げをして油分を確保、食感も良くなる

伝統食材のお麩を有効活用

終了後は参加者からの質問も多く飛び交い、大盛況のまま第四回のセミナーは幕を閉じました。まだまだ8回目以降と続いていく予定ですので、都内事業者様のご参加をお待ち致しております。