農林水産省・外国人観光客と食の多様化への対応セミナー
2019年1月28日、農林水産省・外国人観光客と食の多様化への対応セミナーがTKPガーデンシティ大阪梅田にて行われました。
東京開催に続き定員80名のところ、申し込みは100名越えとなり立ち見も出る状況でした。
https://fooddiversity.today/article_10567.html
目次は以下の通り。
1、「食の多様化対応について」
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役 守護 彰浩氏
2、「イスラーム食品市場への輸出について」
独立行政法人日本貿易振興機構 (JETRO) 農林水産・食品部農林水産・食品課長代理 籠瀬 明佳氏
3、パネルディスカッション
<ファシリテーター>
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役 守護 彰浩氏
<パネリスト>
○株式会社きたやま南山 焼肉南山
代表取締役 楠本 貞愛氏
○スリーピース株式会社 日本食レストラン 祭
代表 佐野 嘉紀氏
弊社代表守護からは下記のマトリクスを用いた食におけるルール全体感が話され、
JETROの籠瀬氏からはハラール認証制度の話を中心に、輸出における話がございました。
ここでのポイントはインバウンドにおけるルールと、輸出におけるルールは全く異なるというところです。
パネルディスカッションでは各店舗、各メーカーからの現場感、トレンド、失敗事例などが披露されました。
要約すると下記の通り。
楠本 貞愛氏
・ハラール和牛の手応え
・日本人の美味しいと感じるものは届く
・焼肉の食べ方を知らない人も多いので、焼き方までしっかりと伝える重要性
・京たんくろ和牛は全てハラール屠畜しており、ムスリムのお客様以外も普通に食べている
佐野 嘉紀氏
・ムスリムとベジタリアンの集客の手応え
・業務スーパーの活用方法について
・認証機関やコンサルティング会社からではなく現場から情報を集めることの重要性
・ハラール神戸牛や日本式カレーがヒットした
現場で経験されている方しか持っていない情報を惜しげもなく披露いただきました。
また、ハラール対応食品を提供する株式会社グローバルからは、ハラールやベジタリアンに対応した商品展示が行われた。
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