農林水産省・外国人観光客と食の多様化への対応セミナー

2019年1月29日、農林水産省・外国人観光客と食の多様化への対応セミナーがTKPガーデンシティPREMIUM名古屋新幹線口にて行われました。

目次は以下の通り。

1、「食の多様化対応について」
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役 守護 彰浩氏
2、「イスラーム食品市場への輸出について」
独立行政法人日本貿易振興機構 (JETRO) 農林水産・食品部農林水産・食品課長代理 籠瀬 明佳氏
3、パネルディスカッション
<ファシリテーター>
フードダイバーシティ株式会社 代表取締役 守護 彰浩氏
<パネリスト>
○ロイヤル株式会社
製造本部部長補佐 木村 太氏
○アセットフロンティア株式会社 帆のる
代表 島居 里至氏

弊社代表守護からは下記のマトリクスを用いた食におけるルール全体感が話され、
JETROの籠瀬氏からはハラール認証制度の話を中心に、輸出における話がございました。
ここでのポイントはインバウンドにおけるルールと、輸出におけるルールは全く異なるというところです。

パネルディスカッションでは各店舗、各メーカーからの現場感、トレンド、失敗事例などが披露されました。
要約すると下記の通り。

木村 太氏
・30年前の機内食需要がきっかけ
・ハラール認証はあくまでも通過点、取得後のマーケティングが重要
・断食中の販売特需について
・ハラール認証機関によって意見が異なること

島居 里至氏
・味を出すための苦労点
・軌道に乗るまでは時間がかかったが、ひたすらSNSで情報発信を行った
・唐揚げラーメンなど日本人には考えられないメニューがウケている
・ジャカルタ店の客単価が高く、日本食はご馳走であること

現場で経験されている方しか持っていない情報を惜しげもなく披露いただきました。

また、ハラール対応食品を提供する株式会社グローバルからは、ハラールやベジタリアンに対応した商品展示が行われた。
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