飲食店様、宿泊施設様向けセミナー

2024年3月8日(金)にFoodexを運営する一般社団法人日本能率協会が主催で「”食の多様性”対応を考える 〜ヴィーガン対応に取り組む老舗温泉旅館”あゆの里”の事例から〜」と題したセミナーが東京ビッグサイトにて開催され、飲食店、宿泊施設関係者が約70名参加しました。
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プログラム

「”食の多様性”対応を考える 〜ヴィーガン対応に取り組む老舗温泉旅館”あゆの里”の事例から〜」(50分)
フードダイバーシティ株式会社
代表取締役 守護 彰浩

清流山水花あゆの里(株式会社鮎里ホテル)
取締役運営統括 兼 女将 有村 友美氏

訪日ラボ
インバウンド事業部長 川西 哲平氏

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当日の様子

地域で取り組むフードダイバーシティ対応

セミナーは訪日ラボの川西氏がモデレーターとなり、パネルディスカッション形式で行われました。

あゆの里有村氏からは大きく以下について詳細が語られました。
・2020年の豪雨災害後に会社として本腰を入れたサスティナビリティへの取り組み
・外国人旅行客全体の53%がヴィーガンやハラールなどのフードダイバーシティ対応にて獲得できている
・料理現場や接客現場へどのように無理なく落とし込んだか
・地域全体で取り組む重要性
・地産地消で食事を作ることで新たに発見した多くのこと

パネルディスカッションで語る有村氏

また、弊社代表の守護からは大きく以下について詳細が語られました。
・ヴィーガンやハラールなどに取り組むための効率的なオペレーション作りについて
・フードダイバーシティ対応は地域に昔から伝わる食材や料理方法を掘り起こすことでヒントが多く見つかる
・「ヴィーガン料理」を無理に考える必要はなく、山の幸をたっぷり使った料理が旅行客には喜ばれる
・世界で大きく変わる食の意識変化にどのように対応していくべきか
・団体を獲得するためにはヴィーガン対応などは「言われたら対応する」ではなく、「メニュー化すること」が重要

パネルディスカッションで語る守護

最後、訪日ラボの川西氏からは今後のインバウンドの展望と、本セミナーのまとめが行われ、50分のセミナーは終了となりました。

モデレーターを務めた川西氏