アフターコロナ対策として開かれたハラール・ベジタリアン・ヴィーガン等の対策セミナー

2021年9月28日、29日に姫路市の主催で「アフターコロナを見据えたベジタリアン・ハラール等のフードダイバーシティセミナー」が開催され、姫路市及び近隣圏の飲食店、宿泊施設関係者が参加した。
=====================
■プログラム

基礎編 令和3年9月28日(火) 14:00~16:00(イーグレひめじ3階あいめっせホール)
応用編 令和3年9月29日(水) 14:00~16:00(イーグレひめじ3階あいめっせホール)

■詳細ページ
https://fooddiversity.today/article_96914.html
=====================

厳重なコロナ対策のもと開催

基礎編

まず弊社代表守護から基礎編として世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えることについて、上記図を基に説明されました。更に姫路に来る旅行者のベジタリアンのニーズ、それぞれの対応方法や集客方法についても具体的な形で話が進みました。さらにヴィーガンに対応すると、様々な食のルールを持った方に食事が提供できる旨や、違いよりも共通点を見て考える必要性なども語られました。

実践編

実践編のパネルディスカッションでは世界一のヴィーガンレストランである自由が丘菜道のシェフ楠本氏が下記質問に回答していきました。

・コロナに入ってからの変化
・アレルギーとの親和性
・メニュー作りにおいて大事な考え方
・味を出すための工夫
・お肉や魚の再現を目指すべき?
・単価の上げ方
・ヴィーガン日本酒の伝え方
・コースメニューの考え方
・原価についての考え方
・仕入れについての考え方
・普段お肉や魚を食べるけど、ヴィーガンを選ぶ人はどんな人?
・姫路の特色を活かすなら

実際に現場に立ち、これまで多くのお客様と対峙してきたシェフの話は、強い説得力のもと多くの聴衆を引きつけ、パネルディスカッション終了後も多くの質問が飛び交いました。

※これらの答えはこちらのセミナーで聞くことができます。

最後は姫路でヴィーガン対応を行う居酒屋ごん太にて楠本氏の作った料理の試食会を行い、参加者はセミナーで学んだことを舌でも実感して終了となりました。尚、今後も姫路市はフードダイバーシティ株式会社と連携して食の多様化事業を注力して推進していくとのことです。

調理方法や味を出すポイントを説明する楠本氏

試食で提供されたヴィーガンうなぎ