タリーズ『プラントベース対応メニュー』実食レポート

こんにちは。プラントベースジャパン株式会社 山﨑です。弊社はプラントベース業界でプロモーションや商品プロデュース等を支援させて頂いております。

タリーズコーヒーが2021年9月15日にプラントベースメニュー「野菜仕立てのラザニアプレート」「畑の恵みのタコライス」を発売したとの情報を聞きつけ、早速現場に行ってみました。

タリーズコーヒー 浅草新仲見世店

いつものごはんをプラントベースに

店内での提供方法を見てみましょう。プラントベースメニューを見つけるのに時間がかかりましたが、既存メニューのラインナップに馴染んでいたからかもしれません。

参考記事:「え?その商品ベジなの?」ベジ・ヴィーガン戦略のポイントは ”ネーミング”
https://fooddiversity.today/article_56333.html

店内のディスプレイ

「ウェルネスデリ 〜いつものごはんをプラントベース〜」というコンセプトの通り、特別な料理というよりは、一般的に人気な料理をプラントベースで再現。今回は「野菜仕立てのラザニアプレート」と「畑の恵みのタコライス」の2品が登場。

「野菜仕立てのラザニアプレート(単品880円)」、「畑の恵みのタコライス(単品880円)」

ほうれん草・枝豆の野菜の具材感に、豆乳ソースと大豆ミートを使用したトマトソースのダブルソース、さらにペンネを加えた一皿

タコライスソースには大豆ミートを使用し、さらに豆乳でできた溶けるチーズを使用

プラントベースのドレッシング(今後はプラントベースで統一)

プラントベース誕生の背景

今回の取り組みに関して、タリーズコーヒーの広報担当の方にお話を伺いました。プラントベースフードは、健康志向の高まりに加え、環境保護の観点からもサスティナブルな取り組みとして注目されており、同社は2018年にプロジェクトチームを発足。プラントベースは使える原材料が限られており、大豆ミートの穀物臭を抑えつつ、コクを出すのに苦労したそうですが、業界関係者との協力を経て、2021年1月よりプラントベースフードの提供を開始。なお今回で第4弾となるとのことですが、ヴィーガンレストランの「T’sレストラン」も協力しているとのことで一躍話題となっております。今後の展開からも目が離せません。

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
https://www.plantbased-japan.com/

お問い合わせ
info@plantbased-japan.com