選ばれるための地域づくりについて
インバウンド市場が活況となり、さらに日本国内でもライフスタイルの多様化が進むなか、「誰もが安心して食を楽しめる社会」の実現が、飲食・宿泊・観光業界においてますます重要視されています。
当社フードダイバーシティ株式会社は、全国の自治体・企業・観光事業者と連携し、「そんなのはとても無理だよ」といった一方的な”押し付け提案”ではなく、現場の実情に即した“寄り添い型支援”を全国各地で実践的に展開しています。その具体的な9つの活動を以下にご紹介します。
①すべてを一度に学べる「包括型セミナー」(基礎)
当社フードダイバーシティ株式会社が実施するセミナーは、ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール・グルテンフリー・アレルギーといった多様な食ニーズを「それぞれを別々に学ぶ」のではなく「包括的に学ぶ」ための設計が特長です。
「なぜ対応が必要なのか」「どうすればできるのか」を体系的に理解できるため、これから取り組みを始める自治体・企業にとっての最初の一歩となります。
②プロのシェフと連携した実践セミナー
理論だけではなく、プロの料理人とともに行う実践型のセミナーも実施。実際に調理・試食を通して、食材の選び方や味の工夫など、対応できるメニュー作りを体感して頂きます。

実践セミナーの様子
③地域の飲食店・宿泊施設への伴走支援
・「対応したいが、どうすればいいかわからない」
・「メニューを作ったが売れない」
・「どのように表示をすればお客さまにとって分かりやすいのか悩んでいる」
・「社内での反対が出ているが、どのように対応すればいいかわからない」
そんな現場の声に応え、対応実現までの壁を取り除き、売れるメニューの提案までを支援するのが、当社が行う伴走支援です。厨房オペレーション、表示方法の最適化、導線設計、PRまで、多岐にわたる実践的支援が評価されています。

伴走支援の様子
④地域の食品製造会社への伴走支援
飲食店だけでなく、地域の重要な食資源である食品製造会社向けにも支援を行っています。フードダイバーシティ対応商品の企画開発、表示方法の最適化、流通先のアドバイスなどを通じて、“選ばれる商品づくり”をサポートします。
⑤ムスリム・ヴィーガンのコンシューマーに向けた情報発信
インバウンドや在留外国人に向けた実践的な情報発信も大きな強みです。ムスリムやヴィーガンの方が日本で食に困らないよう、対応店・商品・地域の魅力を各種メディア・SNS・Webサイトで10年以上に渡って継続発信しています。
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⑥FAM TRIPの企画・運営
多様性対応の受け入れ体制を広く伝える手段として、FAM TRIP(招請旅行)の実施も行っています。海外メディア、旅行業者、インフルエンサーを招聘し、現地の“リアルな取り組み”を実際に体感してもらうことで、地域の認知拡大とブランド形成に貢献します。

FAM TRIPの様子
⑦戦略設計・実行サポート
食の多様性に取り組むには、継続可能な戦略設計が欠かせません。フードダイバーシティ株式会社では、地域や事業者ごとの特性に合わせて、段階的な戦略設計と実行支援を提供。対応が“点”にとどまらず、“線”や“面”として定着するよう支援します。
⑧調査・リサーチ業務
多様性対応を的確に進めるためには、事前の実態把握がカギ。フードダイバーシティは、自治体や企業に向けて、食の多様性に関する調査・リサーチの設計から実施、報告までを一貫して対応し、根拠ある施策立案を後押しします。
⑨ガイド・通訳案内士の育成も
多様な食文化を理解し、旅行者と地域をつなぐことができるガイドや通訳案内士の育成プログラムも展開しています。多様な食のルールを理解し、適切なガイドができる人材の育成に力を入れています。 詳細はこちら:https://fooddiversityconcierge.my.canva.site/
⑩ MICEの食事対応支援
国際会議や企業研修、報奨旅行など、大規模イベント(MICE)における多様な食習慣への対応もサポートしています。事前のメニュー調整から現場運営まで、参加者の満足度向上に向けた対応が可能です。
フードダイバーシティ株式会社、MICE等での「多様な食のニーズ対応」支援サービスを開始
「対応」から「選ばれる」へ
フードダイバーシティ株式会社は、「食の選択肢が魅力になる社会」を目指し、全国各地の現場とともに、実情に即した、無理のないかたちで実効性のある施策づくりをリードしています。
導入をご検討の自治体・企業様は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。