飲食店・宿泊施設向けセミナー
2024年9月10日(火)、麒麟のまちDMO・海の京都DMO・豊岡観光イノベーションの3DMOが主催で「食の多様化対応基礎セミナー」が開催され、地域の飲食店、宿泊施設関係者が約20名参加しました。
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プログラム
「食の多様化対応基礎セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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当日の様子
昨今多く求められるフードダイバーシティ対応とは
まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、日本に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。
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このように見ると、シェフの負担が大きい
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共通点を見る考え方
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ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる
参加者からは「お客様から肉なしの要望が増えてきたけど、今のタイミングでしっかりとメニュー作りに取り組んでいこうと思いました。」「ベジタリアンやヴィーガンはこれまで断ることが多かったけど、しっかりと受け入れ環境整備を行なって強みにしていきたい。」「対象者が1人いたら団体が獲得できると言うのはその通りだと思った。」などの声が上がりました。
今後も麒麟のまちDMO・海の京都DMO・豊岡観光イノベーションの3DMOとしては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。