インドネシア人の受け入れ環境整備セミナー
2024年9月17日(火)、中標津町が主催で「外国人人財活用カレッジ 〜インドネシア編〜」が中標津町役場にて開催され、地域の飲食店、宿泊施設関係者が約40名参加しました。
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プログラム
「インドネシアを知ろう」(30分)
インドネシア共和国労働省 外国人材受入・送出促進事業 アドバイザー 西田 基行氏
「ハラールを知ろう」(30分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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インドネシア人の受け入れ環境整備で重要なこと
まず、インドネシア共和国労働省・外国人材受入・送出促進事業アドバイザーを務める西田 基行氏から、インドネシアの概要、国民性、宗教、今後の経済成長予測について説明が行われました。
続いて弊社代表守護からはイスラム教に関する基礎知識、ハラール対応で気を付けること、特にコミュニケーションを取る際に「やって(言って)はいけないこと」について重点的に説明が行われました。
本日は、100名を超える日本企業・学校の前で講演をします。「インドネシア人ムスリム」について。
Xでも前話題にもあがりましたが、「インドネシアのイスラムは緩い」という迷信が日本の業界でも広がっています。… pic.twitter.com/HYzhDT00ui
— Kaiji Wada |インドネシア × 人材領域 (@tokyobandung) June 6, 2024
また最後には北海道の名物料理である「ジンギスカン」などをハラール対応するためのノウハウが説明され、一緒に食卓を囲んで関係性を築く機会の重要性についても説明が行われました。
参加者からは「個人それぞれで幅があることが理解できてよかったし、”緩い”や”厳しい”を勝手に判断しないようにしようと思いました。」「近くのスーパーでハラール対応の鶏肉、牛肉、ラム肉が手に入ることがわかったので、早速メニュー開発を進めてみたい。」などの声が上がりました。
今後も中標津町としては、多様な外国人の受け入れに関する事業を推進していく予定とのことです。