愛媛を巡る。文句なしの名城「松山城」の素晴らしさ

愛媛観光の目玉として押さえたい！充実度100%の名城

愛媛には様々な観光名所が存在しますが、その中でも日本三大平山城のひとつに数えられる「松山城」は特に大人気。波乱の戦国時代を生き抜き、今日に至るまで様々な遺構とともにその風格を示し続ける松山城は、愛媛観光の目玉として是非とも押さえておきたいスポットになっています。貴重な文化財の存在、眺望の美しさ、城としての完成度の高さと素晴らしく充実したこの松山城は、あらゆる日本の名城の中でも見応え満載です。

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年々貴重さを増す松山城。これこそ歴史の重みと輝きの凝縮

賤ヶ岳（しずがたけ）の合戦においてその名を広めた加藤嘉明が築き始めた松山城。完成度の高い門や櫓、塀などの要素に加えて、狭間や石落とし、高石垣などの的確な導入を行い、攻守に優れた連立式天守を構えるこの城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつとして年々その貴重さが増しています。その証として天守の他、櫓6棟、門7棟、塀7枚が重要文化財に指定されているという、大変輝かしい城となっています。

備中 松山城
2022.1.9
一年ぶりの現存天守、近世城郭😊
もはや説明不要#松山城 #備中 pic.twitter.com/wjAsnpefJn

— 山城さんぽ (@kappa725) January 9, 2022

存在感抜群、随一の絶景ポイント！天守を一目拝んでおこう

見どころたっぷりの松山城、まずはやはり天守を一目拝んでおくのが間違いないでしょう。この天守は三重三階地下一階の実にダイナミックな層塔型天守で、黒船来航の前年に再建された江戸時代最後の完全な城郭建築です。現存12天守の中で唯一、瓦に葵の御紋が記録されているのが高価値。実際に登城することも可能で、侵入兵を監視する大きな窓、壁や床に空いた「狭間」「石落とし」といった侵入者を蹴落とす仕掛けの数々、そして木造建築ならではの古めかしい空気感が印象を残します。
またこの天守は絶景ポイントとしても優れており、東西南北の全方角を心地よく見渡すことができます。天気の良い日には、天守から瀬戸内海までも見渡すことができます。

 

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他では出会えない驚きと発見をくまなく味わおう

松山城ならではの珍しい遺構として、「登り石垣」の存在にも要注目です。山腹から侵入する敵を阻止する目的で、ふもとの曲輪と山頂の本丸を２本の石垣で連結させたこの登り石垣は全国的にもなかなか見ることのできないレアな存在。石垣ひとつひとつに掘られたマークである「刻印」も石垣を見つめてみると発見できるなど、なかなかに奥が深い石垣の世界がここにあります。じっくりと味わってみるのも、大いに一興ではないでしょうか。
このように、隅から隅まで他の場所ではなかなか出会えない様々な驚き、発見に満ち溢れている松山城。この文句なしに素晴らしいスポットに、是非とも一度足を運んでみて下さい！

 

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「松山城」基本情報

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス｜松山城
https://www.matsuyamajo.jp/matsuyamajo/access.html