テーマは日田の歴史と町人文化!

今回は大分の「天領日田資料館」をご紹介します。
この施設は豆田地区町並み保存運動の拠点として1988年に開館し、主に日田の江戸期民俗文化及び天領に関する展示を行う歴史資料館になります。幕府の直轄地であった日田の歴史と町人文化をテーマに、様々な珍しい展示品が揃っています。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

裕福な掛屋を中心とした充実の歴史

館内には日田の歴史を緻密に伝える江戸期民俗文化や天領に関する資料が豊富に揃っています。裕福な掛屋を中心としたその歴史は、芸術的な面から産業の面に至るまで様々な視点から眺められる幅広さです。
当時を物語る数多くの書画や公文書が集まっており、約100点に及ぶ品々から日田の全てが分かる施設に仕上がっています。

栄えある「天領」としての日田の歩み

比較的小規模な館内ながら、日田ゆかりの文人詩人の書画、古文書、古地図、日田陣屋絵図などがしっかりと展示されています。
趣ある外観も含め、栄えある「天領」として日田が発展していった様子がよく分かり、常にたくさんの観光客が訪れる資料館となっています。

春と秋の特別展にも注目したい

例年春と秋には特別展も開催されており、その時にしか見ることのできない美術品の特集など、こちらも常に深い造詣が溢れる内容となっています。
幅広い文化のあり方がいち早く形となり、現代において振り返ってもなお独創的な豊かさが印象深い日田の歴史。大分という街だからこそ実現した、実に興味深い歴史スポットです。

「天領日田資料館」基本情報

住所 大分県日田市豆田町11-7
電話番号 0973-24-6517
入場料 大人320円
小・中・高生220円
営業時間 9:00~17:00
休館日 水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
ホームページ https://oidehita.com/archives/349

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|天領日田資料館
https://oidehita.com/archives/349