ルームサービス需要の変化
2023年6月7日、世界的なホテル予約サイトであるHotels.comは、世界10ヶ国473軒のホテルを対象に行った「ホテルのルームサービスに関する国際調査」に関する結果を公開し、約40%のホテルは過去1年間でルームサービスの需要「増加」し、特に「ヴィーガン」や「ベジタリアン」メニューの需要が上昇傾向であったことを発表致しました。
調査概要:本調査はアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、メキシコ、韓国、日本、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの10ヶ国において、現在ルームサービスを提供している合計473軒のホテル(有効回答数473名)を対象に、2023年4月5日(水)から4月23日(日)の期間にオンラインで実施したものです。
具体的には過去1年間で注文されたメニューの変化について、世界のホテルの15%がヴィーガン、19%がベジタリアンメニューの注文が増加、また日本のホテルにおいても、29%がヴィーガン、24%がベジタリアンメニューの注文が増加していると回答したとのこと。
また、ルームサービスで最も人気のあるメニューについて、世界で最も多かった回答は「ハンバーガー(39%)」で、日本でも36%が「ハンバーガー」とのこと。
ルームサービスでヴィーガン・ベジタリアンメニューを提供するホテル
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町, ラグジュアリーコレクションホテル(東京)
(https://jp.hotels.com/ho1210144/)
「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」では、インルームダイニングにて「ヴィーガーデンバーガー」を提供。竹炭のバンズにオニオンやキャロット、インゲン、ひよこ豆、干し椎茸で作る焼き豆腐のパティを挟み、チーズの代わりに大豆由来の食材を使用した100%植物由来のハンバーガーです。このハンバーガーはホテル内のレストラン「All-Day Dining OASIS GARDEN」でも提供しており、ここで味わえる人気のヴィーガンディナーコース「NATURE DELIGHT」もおすすめです。
ホテルニューオータニ(東京)
(https://jp.hotels.com/ho112853/)
世界190か国が出席する歴史的な晩さん会の舞台に選ばれるなど、国内外の賓客を迎えてきたホテルニューオータニのルームサービスでは、スパゲッティ ポモドーロや豆腐ステーキといったベジタリアンメニューを含む、和・洋・中、常時150種類以上のメニューを提供しています。さらに大豆ミートなどの植物性代替食品を使ったメニュー開発を行う「食のSDGs」に積極的に取り組んでいます。