高知県の飲食店様、宿泊施設様向けセミナー
2022年9月26日(月)に高知県観光振興部地域観光課が主催で「少しの工夫でベジタリアンやヴィーガン対応ができる方法とは」と題したセミナーが高知県安芸総合庁舎とオンラインにて開催され、高知県周辺の飲食店、宿泊施設関係者が約40名参加しました。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染症対策を厳重に行って開催されています
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プログラム
「少しの工夫でベジタリアンやヴィーガン対応ができる方法とは」(70分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏
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当日の様子
少しの工夫でできるフードダイバーシティ対応とは
弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えること、旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
またヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野ではありますが、「楽することが重要」と伝えられ、それぞれの専用メニューを作ると大変になりますが、共通点を理解して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、セールス、ホール、キッチンのストレスが大幅に削減されることが説明されました。
さらに高知の郷土料理である田舎寿司について、ベジタリアン/ヴィーガンの方に食べていただくにはどういった工夫が必要なのかについて、それぞれの材料を掘り下げて変更するポイントなどが説明され、参加者からも「これなら簡単に対応できる」などの声が上がりました。
最後に多様化する食の対応はインバウンドだけではなく、日本在住外国人はもちろん、日本人(特に若い世代)にも今後必要な対応である旨が語られました。
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共通点を見る考え方
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ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる
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ヴィーガンは多くの方に提供できるメニュー
![](https://fooddiversity.today/wp-content/uploads/2022/09/フードダイバーシティ対応 ヴィーガン寿司 高知.png)
高知の田舎寿司は簡単に対応可能
参加者からは「難しいイメージがある分野でしたが、今日からできることが多くあることが分かった」「レストランや料理人への交渉方法が分かった」「ベジタリアンの方に田舎寿司が喜ばれるなどは目から鱗だった」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。
今後も高知県観光振興部地域観光課としては食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。
![](https://fooddiversity.today/wp-content/uploads/2022/09/モネの庭 ヴィーガン 田舎ちらし寿司.jpeg)
モネの庭で提供するヴィーガンランチ