アフターコロナに備える今治市の飲食店様、宿泊施設様向けセミナー
2021年12月16日に瀬戸内しまなみ海道活性化実行委員会が主催でアフターコロナに向けた観光客受入フードダイバーシティセミナーと題したセミナーが今治市みなと交流センターで開催され、今治市および周辺地域の飲食店、宿泊施設関係者が約30名参加しました。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染症対策を厳重に行って開催されています
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プログラム
基礎編:ゼロから食の多様性を理解する(120分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏
2022年2月8日は実践編
https://fooddiversity.today/article_101288.html
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ゼロから食の多様性を理解する
まず弊社代表守護から基調講演として世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考える、旅行者のニーズことなどについて、具体的な事例や下記図を基に説明されました。さらにヴィーガンに対応すると、アレルギーなども含めた様々な食のルールを持った方に食事が提供できる旨や、違いよりも共通点を見て考える必要性なども語られました。
さらにアフターコロナで変わる食のニーズについても、若い層から肉を避ける動きなどが出てくることが予想され、肉以外のオプションをしっかりと用意する重要性について、具体的な事例を踏まえながら説明がされました。
また、しまなみ海道に来る外国人旅行客は自然を求める人が多く、特にアフターコロナでは環境配慮を意識したベジタリアンやヴィーガンの方が増えることが予想されますので、今からしっかりと受け入れ体制の整備しておく必要性があるという旨が説明されました。
ただ、ベジタリアン料理といっても「サラダ」「精進料理」「エスニック系」などは選ばれにくく、一般的な和食やご当地料理の対応が喜ばれることなどは、会場からも大きく頷きがありました。
参加者からは「Can eatとWant to eatを整理したい」「こうでなくてはないなど、勝手に難しく考えすぎていた」「少しの工夫でできることは多くありそうだ」という声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたまま2時間のセミナーは終了しました。尚、今後も実践編に続いていきます。