絶景で知られる石波海岸に浮かぶ無人島
宮崎県串間市、石波海岸の沖合約300mにある無人島「幸島」。この島には「文化を持ったサル」が生息していることで、世界的に有名な島で、1934年に「幸島サル生息地」として国の天然記念物に指定されています。また島へは、渡し船で島へ上陸もでき、サルの一挙一動を間近で観察できます。
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幸島のサルについて
世界的に有名となった幸島の「イモを洗いザル」は、1952年に京都大学の研究者たちによるサルたちへの餌付けの成功をきっかけに発見されました。はじめは1匹のサルが行っていた行動が次第に島全体のサルたちもイモを洗って食べるようになり「文化を持ったサル」として世界的に注目されたました。またその他に、餌付けで撒かれた麦を、海水に浸して砂と分離させてから食べる行動なども見られます。
幸島に生息するサルたちは「ニホンザル」なのですが、一般的なニホンザルよりも体の大きさは小さいのが特徴です。現在は約100頭ほどが生息していると言われています。
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幸島へ渡る前に知っておきたい注意点
島へ行く際は以下の注意は守って、安全とマナーを守って観光を楽しみましょう。
・サルにエサを絶対にあげないこと
以前は観光客がエサをあげていたことで、人間の食べ物の味を覚えてしまったため、観光客のお弁当が取られるなどのことがあったそうです。現在は、安全面と自然の生態系を崩さないために、エサやり行為は禁止になっています。
・サルと目を合わせないこと
島のサルは基本的に人間がいても、その存在にはあまり気にせず自由にすごしています。しかし目を合わせると、サル側からは「ケンカを売られた」と見なされて、攻撃されることがあるので注意しましょう。
#幸島 には渡し船で渡ることができます。船頭さんによると午前中の方が猿がよく見られるそうです。
野生の猿なので目を合わせないなどの注意事項を守ってくださいね。
#田舎暮らし #地方移住 #宮崎移住 #串間市 #市木 #ICHIKILIFE pic.twitter.com/0dNPpZryN4— ICHIKI LIFE🔆日本のひなたで田舎暮らし (@ichikilife) November 3, 2020
「幸島」基本情報
住所 | 宮崎県串間市市木地区沖合 |
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電話番号 | ※串間市観光物産協会 TEL 0987-72-0479 FAX 0987-72-1134 |
ホームページ | ※串間市観光物産協会 https://kushima-city.jp/ |
交通アクセス
車で宮崎市内→石波海岸まで(1時間30分)→船で石波渡船から幸島へ(5分)
※渡し船料金(予約可)
大人(中学生以上):1000円
子ども(小学生以下):500円