多くの自然とホタル、珍しい淡水魚に会える宮崎県「出の山公園」

美しい自然を存分に堪能できる公園です

宮崎県小林市「出の山公園」。大きな池を中心とした公園は、霧島連峰からの湧き水が「全国名水百選」に選定、また出の山一帯が「ふるさといきものの里」に選ばれるなど、自然が充実したスポットです。公園内は、毎年初夏頃になると、ホタルの乱舞を見ながらの散策が楽しめる他に、国内外の珍しい淡水魚を見ることができる「出の山淡水魚水族館」があり、様々な形で自然を堪能でき、心も体もリフレッシュできるスポットを紹介していきます。

 

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「出の山ホタル恋まつり」でホタルの乱舞を見よう

出の山公園を訪れる際、ぜひホタルを見ることができる時期に合わせて行くことをおすすめします。ホタルは、キレイな湧き水を好んで生息することから、清流のシンボル的存在としても知られています。

毎年5月上旬〜6月下旬にかけて「出の山ホタル恋まつり」と題して、期間中、ホタル保護のため通行禁止にしている区域を開放し、ホタルを見ながらの散策ができるようにしています。夕闇の中、ゆらゆらと光り輝く数万のホタルの光は、幻想的な非日常的空間を私達に見せてくれます。

ちなみにホタルは、
・時間帯は19:00〜21:00
・湿度が高く、風の無い暑い日
という時間帯と気象条件のときに見やすいそうです。

ホタルを見る際の注意点

ホタルは、自分たちの発する光でコミュニケーションを取っています。そのため、懐中電灯や携帯電話、スマートフォンのライトなどの強い光を当てると、ホタルにとって悪影響となります。マナーを守ってホタル観賞を楽しみましょう。

「出の山淡水魚水族館」で国内外の貴重な魚を見よう

公園内にある出の山の湧き水を利用した水槽に、国内外130種1500匹の淡水魚を見ることができる水族館です。

県内に生息するアユやヤマメ、宮崎で初めて養殖に成功したチョウザメ、幻の魚アカメ、国の天然記念物に指定されているオオサンショウウオなどの国内生息の淡水魚の展示。

レッドテールキャット、ピラルクー、アロワナ、その名の通りミッキーマウスに模様がそっくりのミッキーマウスプラティ、日本ではウーパールーパーの名でおなじみの「メキシコ・サラマンダー」など、海外に生息する珍しい淡水魚の展示など、貴重で珍しい魚たちを見ることができます。

※展示されている魚類については、季節、生態によって変更する場合があります。

 

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「出の山淡水魚水族館」基本情報

「出の山公園」基本情報

交通アクセス

・車
宮崎自動車道小林ICから車で約5分
小林駅から小林IC方面へ車で約10分
・バス
コミュニティバス「小林―環野―千歳線」を利用（※月、水、金、祝日運休）小林バスセンターから「出の山入り口」で下車→徒歩約15分