FAQまとめました

こんにちは。食の多様化対応を支援しておりますフードダイバーシティ株式会社の守護です。

最近新型コロナウイルス感染症の影響で、今こそ新しくフードダイバーシティ対応をしたいという企業様からのお問い合わせとても増えています。
本日はよくいただく質問集回答集(Frequently Asked Questions)を作りましたので、これから対応を考えられる企業様にとって一つ参考になればうれしく思います。

基礎情報の振り返りはこちら。
https://fooddiversity.today/article_61091.html

Q.厨房や調理器具は分けないといけないのですか?

A.それぞれ個人差があります。自店はどこまで対応しているかのポリシーを作り、それにご了承いただけるお客様を集客することが重要になります。「こうすれば正解」となるものはありません。※観光庁データはこちら

Q.万が一間違ってしまったらどうすればいいですか?

A.アレルギーは間違うことが許されませんが、万が一の場合は最寄りの病院へすぐに相談し、医師からの指示を仰ぎましょう。ハラールやベジタリアン・ヴィーガンについて万が一間違った場合には、誠意を持って謝罪するしかありません。しかし、間違わないための社内教育・仕組み作りが重要になります。例えば使っている食材や調味料を全てハラールにしておけば、ハラールにおいて間違うことはありません。

Q.ハラール認証やヴィーガン認証を取らないといけないのですか?

A.各認証を求めるお客様もゼロではありませんが、日本ではコスト面等で認証を取得していないお店が圧倒的に多数です。また。認証を取得したらお客様が来店するというものではありません。

※認証取得のポイントはこちら
ttps://fooddiversity.today/article_56830.html

お店に認証がないと食べないという人もいれば、使用食材情報を頂ければ自分で判断しますという人もいます

Q.食材、調味料はどうやって仕入れるのですか?コストは上がりますか?

A.食材や調味料の原材料に関する知識をしっかりとつければ普通のスーパー、普通の食品問屋から選ぶことができるようになります。そして仕入れコストも上がりません。
例えばハラールミートなども知識を付ければ街の業務スーパー、または通常の食品問屋からでも購入可能です。ただし食品問屋はハラールや、ヴィーガン等の知識を全く持っていないことが注意点であり、その場合はコストが上がるときがあります。知識を全く持っていない食品問屋がハラールやヴィーガンの商品として持っている商品は①とにかく認証が付いているもの(輸入物が多い)②自社在庫してないのでコストが高いものばかりです。よって料理人の方が知識をつけて自分で食材・調味料を選べるようになればコストは一切上がりません。

商品選びはこちらのカタログをご参考まで。
https://fooddiversity.today/wp-content/uploads/2020/06/Global-catalog-202007ver.pdf

例)ハラール認証がなくても、ヴィーガン認証がなくても、こちらの味噌は問題なく使用可能