実は商標登録をしています

食の多様化対応を支援するフードダイバーシティ株式会社の守護です。

昨今、大変ありがたいことに「フードダイバーシティ」という言葉が様々な場面で使われる機会が増えてきましたが、実は弊社フードダイバーシティ株式会社では「フードダイバーシティ」という言葉について商標登録を行なっています。

商標に関する情報

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/TR/JP-2018-003236/BC37A0BFF0ABA17FF55BEE52BBFF1F49D406609D120F6C5B4354A05D81971EE4/40/ja

フードダイバーシティの定義とは

弊社が定義する「フードダイバーシティ」とは、世界で様々ある”食事ができない・しない理由”を理解し、尊重し、全員が笑顔で同じ食卓を囲むことができる状態や、そのために行うべき配慮としています。観光業でよく使われている言葉ではありますが、その範囲は観光業だけではないと考えております。

今やWikipediaなどでも紹介されている言葉ではあるのですが、2017年に「フードダイバーシティ」という言葉はこの世に存在しておらず、弊社のミッションである「日本で食の多様化を推進し、多文化社会の構築に貢献する」を一言で示す言葉を当時考えていたとき、社内外多くの方々とご相談をさせていただきこの言葉を作らせて頂きました。

そして、商標登録をした理由はこの言葉を弊社で独占したいという訳では決してないのですが、弊社の社名及びミッションになっている重要な言葉であるため、主に「弊社の意図しない使われ方」をされたときにそれを抑止するためです。「弊社の意図しない使われ方」とは、具体的に以下の2点です。

①何かを否定して「フードダイバーシティ」を使うこと

理由:例えば、お肉やお魚を食べることを否定しながら「ヴィーガンの推進」をすると、そこに相互理解は生まれず、さまざまな人が笑顔で同じ食卓が囲めなくなります。

②「●●が食べられなくて可哀想」という姿勢で「フードダイバーシティ」を使うこと

理由:例えば、お肉の味が嫌いな方やイスラム教の方に「豚肉が食べられなくて可哀想」と発言をすると、使われた側は「自分の意思で食べないのに、可哀想と思われたくないです」となり、①と同様に笑顔で同じ食卓を囲めなくなります。ここにはフェアな姿勢が重要だと考えております。

以上となりますが、もし「この使い方は問題ないでしょうか」とお考えの方がいらしたら、是非とも一度下記までご相談頂ければと思います。

お問い合わせ先

フードダイバーシティ株式会社
info@food-diversity.co.jp