ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール・アレルギー等の食の多様性に特化したメディアや、それらに関するセミナー・研修事業を日本と世界で行うフードダイバーシティ株式会社(本社:東京都台東区 代表取締役:守護彰浩)は、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ「菜道」と連携して、この度全国の調理師専門学校や製菓専門学校向けに、「聞いて、食べて学ぶ」をテーマに研修事業を行います。

急激に多様化する社会へこれから飛び込む学生に、ヴィーガンやハラールなど「食の多様化」に関する知識や技術は伝わっていますか?従来の授業カリキュラムについて、アップデートが必要になってくるタイミングではないでしょうか。乳や卵を使わずにデザートを作る技術、認証に頼らないハラール対応などが現場で求められています。

本セミナー・研修を行う背景

本セミナー・研修に至った背景は「外国人観光客の増加」と「在住外国人の増加」です。

日本は観光立国戦略に則り、新型コロナウイルス感染症の流行前は年間3,000万人以上の外国人観光客が訪日しました。そして、日本経済を大きく支える消費活動を行うと同時に、飲食現場、宿泊施設の現場では様々な対応が求められるようになりました。

また、日本の人口は2004年にはピークを迎え、今から約30年後の2050年には1億人を切ることが予想されています。その反動か全国の外国籍労働者数は約128万人にのぼり、また海外からの留学生はコロナで多少の減少はあるものの24万人となり、こちら日本全体の大学生の約10%となります。

今後様々な場面で、外国人と関わることはもう避けては通ることができない日本社会ですが、その中でも「食」はとても重要な役割を果たすと弊社は考えております。

そんな中、近年日本全国の調理師専門学校や製菓専門学校からセミナー・研修に関する問い合わせが急増していることから、今回の取り組みに至りました。

それぞれの市場規模保育へ

今後の保育現場も変革する

 

本セミナー・研修の目的

・学生が社会に出る前に、フードダイバーシティ分野について基礎的な知識と、実践的なスキルを学ぶ
・就職活動において多くの企業から求められる人財となり、給与水準を上げる
・日本の飲食店、ホテル等が様々な食に対応できるようになり、日本全体で飲食関連の消費額を上げる
・先生方におかれましても、最新の情報がアップデートできる

実施プログラム

1、フードダイバーシティに関する基礎情報
・ベジタリアン・ヴィーガン・ハラール・アレルギー等の基礎情報(共通点の見つけ方)
・アフターコロナで大きく変わる消費動向と対策
・多様な食に対応することのメリットとは?
・具体的にどういった食材調味料が使えて、どういった食材調味料が使えないのか?
・レトルトを使って簡単にできるメニュー紹介

2、世界一のヴィーガンレストラン「菜道」の楠本シェフからの実践情報
・お店に来店するお客様はどういった方々?
・お店でお客様にウケているメニューとは?
・現状のニーズと今後の展望について
・味を付けるときの考え方は?
・食材原価についての考え方

3、実食、料理解説
※メニューについては学校側の要望と調整
例)ゼラチンを使わずにプリンを固める方法
例)動物性のような香りをつける方法

料理デモンストレーションを行う楠本氏

実習で行ったメニュー(例)

試食を行う学生

研修終了後、調理師/製菓専門学校の学生からの声

「ベジタリアン対応はサラダを作ればいいと思っていたが、全く異なった」(10代女性)
「乳や卵やゼラチンの代わりに使えるものを、日々アンテナを張りたい思います」(20代男性)
「ヴィーガン対応をしっかりと行えばアレルギーもほとんど対応ができると分かったので、しっかり学ぶ必要があると感じた」(10代男性)
「ハラール対応をとても難しく考えていたが、ポイントがしっかりと理解できた」(10代男性)
「料理人としての市場価値をどう高めていけばいいのか理解ができた」(20代女性)

講師(基礎編)

フードダイバーシティ株式会社
代表取締役 守護 彰浩 氏
楽天株式会社を経て、2014年1月より6カ国語で日本国内のハラール情報を発信するポータルサイトHALAL MEDIA JAPAN 運営のほか、国内最大級のハラールトレードショー・HALAL EXPO JAPAN を4年連続で主催。2018年4月からベジタリアン事業にも注力し、中国語でのベジタリアン情報サイト「日本素食餐廳攻略」をスタート。2020年には英語圏のベジタリアンに情報を届けるために、世界最大のベジタリアンアプリである HappyCow と日本企業で唯一の業務提携を交わす。フードダイバーシティをコンセプトにハラール、ベジタリアン、ヴィーガン、コーシャなど、あらゆる食の禁忌に関するセミナーやコンサルティングを提供中。 2020年には総理大臣官邸で開催された観光戦略実行推進会議にて、菅元総理大臣に食分野における政策を直接提言した。

講師(実践編)

株式会社 Funfair
フードスペシャリスト・菜道チーフシェフ 楠本 勝三 氏

フランス料理から和食の世界へ転身。各国の要人や、世界的なアーティストなどを魅了してきた日本を代表する料理人。2018年にオープンした菜道ではジャンクなヴィーガンをキーワードに今までなかった世界観を築き上げる。2019年11月には 同店がHappy Cowで世界ナンバーワンのヴィーガンレストランとなる。また講師として、日本各地で地産地消の食材を活用したベジタリアン・ヴィーガン対応料理を試食会で提供し、参加した事業者の方々からも高い評価を受け、地域のベジタリアン・ヴィーガン対応店舗の増加に貢献した。2021年にはパティシエの辻口 博啓氏がマネジメントを行うスーパースイーツにも選出される。2022年にはTokyo Tokyo Delicious Museumで東京都のシェフ代表で挨拶も行う。

研修費用

実施事項などを擦り合わせ後に正式にお見積書をご提示

会社概要

会社名:フードダイバーシティ株式会社
代表者:代表取締役 守護 彰浩
所在地:〒111-0042 東京都台東区寿2丁目10番11号 仙石ビル301号
TEL:03-5811-1947
URL:https://fooddiversity.today/
E-Mail:info@food-diversity.co.jp
事業内容: 食の多様性に関するメディア運営、コンサルティング、講演 等

本件に関するお問い合わせ

会社名:フードダイバーシティ株式会社
担当者:川西 哲平
TEL:03-5811-1947
E-Mail:info@food-diversity.co.jp

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