広島に来たなら、やはり「広島城」は欠かせない

名城と呼ばれる美しい城は日本各所に存在しますが、その中でも忘れてはならないポジションを確保しているのが「広島城」です。大阪城や聚楽第といった、豊臣秀吉による高名な建造物の影響を受けた城と言われるこの広島城。去る1945年の原爆投下によって全壊した経験を持ちながらも再建に成功。歴史を長く織り重ね、観光客や地元の方々から名物スポットとして広く親しまれています。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

まずは「天守閣」を押さえよう

まず見ていくべきスポットといえばやはり「天守閣」でしょう。1958年にコンクリートで再建されたこの天守は大きな湖に囲まれています。天気の良い日には広大な水面に移る天守を眺めると、そのダイナミックさにとても圧倒されます。
また、この天守閣は築城の様子や広島城の構造、広島藩の成立、そして幕末までを資料や模型等で伝える資料館になっています。武家屋敷の跡地から出土された資料、刀や鎧兜など珍しいものが盛り沢山。是非見て頂きたい場所です。

「二の丸」から多面的に歴史を見つめる

さらに次いで「二の丸」と呼ばれるスポットも見ていきましょう。表御門(おもてごもん)、平櫓(ひらやぐら)、多聞櫓(たもんやぐら)、太鼓櫓(たいこやぐら)の4つから構成される二の丸には、馬屋や井戸などの遺構が残り、広島城を取り巻く歴史の凄まじさを静かに語っています。
太鼓櫓にはその名の通り、実際に太鼓が置いてあります。これは時を知らせるためのチャイムのような役割を果たしていたとされる太鼓で、今は観光に来た方々など、誰でもこの太鼓を叩くことができます。城内には様々な展示があり、この城がどのように生まれ、どのように歴史を重ねてきたのかがよく分かるようになっています。

石垣にも見どころがたくさん

広島城は石垣も面白い出来です。お堀の外周から眺めることができる石垣には、城主の威厳を見せ付けるための「鏡石」など様々な見どころがあり、眺めれば眺めるほど発見があります。原爆の投下によって赤茶けてしまった石垣もあるなど、あらゆる意味で歴史の流れを感じさせる趣に満ちたスポット。是非とも拝見して頂きたいところです。

「広島城」基本情報

住所 広島県広島市中区基町21-1
電話番号 082-221-7512
入場料 大人 370円
高校生・シニア(65歳以上) 180円
中学生以下無料 
<団体30名以上> 
大人 280円
高校生・シニア(65歳以上) 100円
※シニアの方は、観覧券購入の際に、年齢確認をさせていただきます。
年齢を確認できる公的証明書(運転免許証、保険証など)または老人保健法健康手帳を受付でご提示ください。
【二の丸】入館料無料
営業時間 【天守閣】
3月~11月 9:00~18:00
12月~2月 9:00~17:00
【二の丸】
4月~9月 9:00~17:30
10月~3月 9:00~16:30
※入館は閉館の30分前まで
休館日 【天守閣】
12月29日~31日 ※臨時休館あり
【二の丸】
12月29日~1月2日
ホームページ http://www.rijo-castle.jp/RIJO_HP/contents/01_home/01_top/01_index.html

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|広島城
http://www.rijo-castle.jp/RIJO_HP/contents/02_riyou/02_access/01_index.html