世界遺産登録!採掘日本有数の鉱山地帯三池炭鉱最大級の抗口

20世紀、日本の近代化を支えてきた「石炭」。その石炭採掘で日本最大級の抗口だった「万田坑」は、かつて日本のエネルギー産業の中核を担ってきました。現在炭坑は閉山され、観光地化されており、実際に見学することができるようになっています。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

万田坑の歴史

万田坑は、三池炭鉱(福岡県)とを結ぶ巨大な炭鉱の主要坑口としての役割を果たし、20世紀の日本のエネルギー産業を支えてきました。1899年に第一竪坑櫓が完成。1902年に出炭を開始し、1908年に第二竪坑櫓が完成。日本有数の鉱山地帯ということもあり、20世紀前半、日本のエネルギー産業を支えてきました。しかし世界のエネルギー需要が石炭から石油へと変わって行く中で、石炭の需要は激減し、経営が悪化していった三池炭鉱と万田坑は1997年、その歴史に幕を下ろしました。

その後、明治時代の日本の産業革命に大きく貢献したことなどから、1998年に国の重要文化財に指定されました。また2015年には、世界遺産にも登録されました。

 

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巨大ジオラマなどから当時の様子を知れる「万田坑ステーション」

万田坑を見学する際に、入場料金を支払う場所にもなっている「万田坑ステーション」。こちらでは、万田坑全体を復元したジオラマが展示されていて、まだ炭坑が動いていた当時の様子が再現されています。その他にも、当時の写真や映像などの展示もあり、実際に万田坑への見学前に一通り見て回っておくと、より一層見学を楽しめるので、おすすめです!

「万田坑」基本情報

住所 〒864-0001
熊本県荒尾市原万田200-2
電話番号 0968-57-9155
入場料 大人:410円
高校生:300円
小中学生:200円
営業時間 9:30~17:00
休館日 ・月曜日
・年末年始
ホームページ 荒尾市公式サイト
https://www.city.arao.lg.jp/q/list/385.html

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|荒尾市
https://www.city.arao.lg.jp/q/list/392.html