約1年3ヶ月の滞在期間ながら創作活動に大きな影響を与えた土地に建つ記念館

島根県松江町にある「小泉八雲記念館」。明治の文豪、小泉八雲という多面的な作家に関する解説や愛用していた遺品などを通して紹介していくスポットで、国内外から多くのが観光客が訪れる、松江を代表する観光スポットのひとつです。

 

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※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

小泉八雲について

小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)は1850年6月27日、ギリシャ西部レフカダ島で生まれました。ニューオリンズ時代に開催された万国博覧会にて日本文化と出会い、ニューヨークで読んだ英訳の「古事記」などに影響を受け、来日を決意。日本で最初に暮らした土地が、この記念館のある島根県の松江町でした。約1年3ヶ月という短い期間でありながら、「耳なし芳一」「むじな」「雪女」などの短編を収めた「怪談」や「知られぬ日の面影」など、多くの作品を執筆。また妻、小泉セツとの結婚など、彼の生涯の中で重要な時間を過ごした土地だったのです。

小泉八雲をより深く知れる展示や紹介が満載の記念館

1934年に開館し、2016年に現在の建物へリニューアルされた当館では、著作の初版本や直筆原稿、書簡を始め、現行を書くために特注した脚の長い机、常に携帯していたという望遠鏡、愛用の喫煙具など、1000点以上を所蔵、そのうち200点あまりが展示されています。これら展示物や写真などを通して、彼の生涯や数多くの功績を分かりやすく紹介しています。また、記念館の隣には、国指定の史跡にもなっている旧居があり、合わせて訪れることをおすすめします。

 

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「小泉八雲記念館」基本情報

住所 島根県松江市奥谷町322
電話番号 0852-21-2147
入場料 大人:300円
小・中学生:150円
海外からの方:150円(小・中学生80円)
営業時間 【4月~9月】
8:30 ~ 18:30(受付終了 18:10)
【10月~3月】
8:30 ~ 17:00(受付終了 16:40)
休館日 なし
ホームページ https://www.hearn-museum-matsue.jp/hearn.html

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください。

当館について – 小泉八雲記念館 | Lafcadio Hearn Memorial Museum
https://www.hearn-museum-matsue.jp/about.html#access