ケンタッキーフライドチキン(KFC)タイは代替肉ブランド”Meat Zero”と連携し、タイ国内にあるKFC Green Store(積極的にサスティナブルな取り組みを行なっている店舗)2店舗にて、プラントベースのフライドチキンメニューの提供を開始しました。

タイ最大手の食品メーカーであるCPFグループは、2022年までにアジアトップの代替肉ブランドになり、2026年までに世界トップ3になることを目指し、今年5月に代替肉ブランド”Meat Zero”を発表しました。

海外メディアによると、現在はKFC人気メニューのChicken Pop(チキンポップ)をはじめ、6種類のプラントベースメニューを提供しており、メニュー数や導入店舗の拡大を望む声が続々と届いているとのことです。

マーケット調査会社 statistaによれば、2019年時点のタイ プラントベース業界における市場規模はおよそ1000億円であったのに対し、2024年には1500億円まで成長すると予測されています。今後も引き続きタイ国内のプラントベース業界の動向をチェックしていきます。

KFC Thailand HPから引用

【参考記事】
https://vegconomist.com/products-and-launches/meat-zero-to-supply-plant-based-fried-chicken-to-kfc-thailand/

著者

山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
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