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2019年開催、大盛況の第60回旭川冬まつり!

北海道で2番目に大きなお祭りである、第60回旭川冬まつりが今年は2月6日から11日まで開催されました。圧倒的な迫力がありつつも、繊細で美しい雪像は訪れた者を魅了します。北海道を訪れた際には絶対に外せない魅力満載のイベントがこの旭川冬まつりです。

2月の旭川は真冬の寒さとなり、平均気温は-6℃前後で、最低気温が-14℃になることもあります。旭川冬まつりは、旭橋湖畔周辺で開催されます。

第60回旭川冬まつり会場案内図

雪のモスク案内図

会場の正面右手にはドラゴンボール、ポケモン、日本の有名なお笑い芸人など、様々なキャラクターの大きな雪像があり、後ろには可愛らしい滑り台があります。そして、左手には地元の学生が作った小さな雪像がたくさんあり、来場者を出迎えてくれます。

ドラゴンボールの雪像

様々な種類の雪像があります

さらに奥へ歩いていくと、左手に雪で作られた伝統家屋と雪のモスクがあります!この雪でできたモスクは海外からも多くの反響を呼びました。雪のモスクは見て楽しめるだけではなく、ムスリムの方は実際に中へ入ってお祈りをすることもできます!モスクの中には、お祈りマットが用意されています。この雪のモスクに出会えるのは旭川冬まつりだけです!そして、夜になると雪のモスクは美しくライトアップされます。

雪のモスク(日中)

雪のモスク内でお祈り

ライトアップされた雪のモスク(夜間)

雪のモスク横には可愛い雪だるまが!

旭川のマスコットキャラクターであるゆっきりん(左)とあさっぴー(右)と記念撮影

また、大きな雪のステージでは地元のパフォーマー達による、素敵なパフォーマンスショーが行われていました。パフォーマンスは年によって様々で、毎年多くの人が心待ちにしている旭川のイベントです!

日中のステージの様子

夜間のステージの様子

さらに、雪のステージは花火を見るのにも最適なスポットです。通常は花火が打ちあがるのはお祭りの開会時と閉会時ですが、第60回旭川冬まつりではお祭り期間中毎晩美しい花火が打ち上げられました!

ステージの上に打ち上がる美しい花火

旭川では、レストランや礼拝スペースなど、ハラールやムスリムに優しいサービスが増えてきています。お祭りでは、フードダイバーシティのブースがハラールとベジタリアンのフードメニューが販売されました!

フードダイバーシティブース

たい焼き(ハラールバター使用)からチャウダー、餃子、スパイシーフライドチキン、ハラールのスナック、焼きそばまで、様々なメニューがありました。また、寒い時にぴったりな温かい緑茶も用意されていました。ここで提供されているメニューは化学調味料(MSG)不使用であるため、健康に気をかけている人も安心して食べることができます。フードダイバーシティブースの方たちは皆とてもフレンドリーで親切な方たちで、日本人も外国人も食事を楽しんでいました。

たい焼きとチャウダーを堪能

餃子とスパイシーフライドチキンを堪能

美味しいホットレモネード

旭川冬まつり会場までのアクセスは、旭川駅から電車またはシャトルバスで約15分!

今年の旭川冬まつりは予想以上に素晴らしいものでした!さらに、旭川の方たちの温かさに触れることもできました!

来年はあなたも旭川冬まつりを訪れてみてはいかがでしょうか?