岡山県倉敷市の飲食店・宿泊施設向けセミナー

2024年1月29日(月)、倉敷インバウンド誘致委員会が主催で「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」が倉敷市芸文館アイシアターにて開催され、倉敷市の飲食店、宿泊施設関係者が約50名参加しました。
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プログラム

「今日からできる!ヴィーガン・ハラール等の多様な食文化への対応セミナー」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩

質疑応答

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当日の様子

基礎から学ぶフードダイバーシティ対応

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、岡山県に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。

ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。

さらに、倉敷の名物料理である「ぶっかけうどん」をどのようにハラール、ヴィーガン対応していくべきかについてのワークが行われ、参加者自身で対応方法を模索いたしました。

このように見ると、シェフの負担が大きい

共通点を見る考え方

ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる

セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。

参加者からは「これしてはだめ、あれしてはだめと一方的に押し付けられるセミナーが多いけど、料理現場にしっかりと沿った内容で驚いた。これならできると感じました。」「正解はないことが分かりましたので、ポリシー作りからしっかりと進めたい。」「倉敷の名物料理を対応して、倉敷独自の色を出していきたい。」などの声が上がりました。

今後も倉敷インバウンド誘致委員会としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。