国、宗教、文化を超えて一つのテーブルを囲む

2022年5月31日(水)、”清流山水花 あゆの里”が主催で第2回目となる「インターナショナルパーティ」がひまわり亭にて開催され、あゆの里で働く外国人従業員、人吉市内の飲食事業者、JICA関係者含めて約20名が参加致しました。本イベントはあゆの里で働く外国人従業員が、母国の料理を振る舞い、人吉市民と文化交流する場として提供されました。

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当日の様子

当日は中国、韓国、ネパール、スリランカ、マレーシアから参加し、それぞれ母国の料理等が提供されました。マレーシア人はイスラム教徒のため、熊本でハラール屠畜された和牛なども用意され、それぞれの食文化や食のルールなどを語りながら交流を深めていきました。

当日のメニュー

ハラール和牛に喜ぶマレーシア人

主催者であるあゆの里の若女将有村友美さんは「自分自身も留学経験があって、異国で生活、働くことの大変さは良く分かっている。このようなイベントを通じて、人吉市全体で外国人にウェルカムな体制を作っていきたい」とのことを語りました。

また、ひまわり亭を経営する本田節さんは「いろんな背景があっても、一つのテーブルを囲んで食事をすれば、お互いのことをすぐに分ち合えるので、もっとこういった機会を増やしていくべき」と語りました。

今後もあゆの里、人吉球磨地域としてもこのようなイベントを行なって、相互理解と文化交流を深めていくとのことです。

料理を教えあう様子

揚げ春巻き

当日の様子