驚きに溢れる鳥取砂丘観光を、より深く楽しむ

「鳥取砂丘」という名前を聞くと、御存知の方も多いと思われます。東西16km、南北2kmというあまりに超弩級の広大さを持った鳥取砂丘は、そこにある自然環境そのものが持つ貴重さが評価され、国の天然記念物として名高いスポット。その圧倒的な自然美によって、訪れるたくさんの人々を現在進行形で魅了しています。今回御紹介させて頂く「鳥取砂丘ビジターセンター」は、鳥取砂丘の付近にある砂丘観光の拠点施設となっており、鳥取砂丘での観光をより深く楽しめる充実の施設となっています。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

センター1階・砂丘の情報や特大の標本が見どころ

それでは、センターの内容を1階から見ていきましょう。まず目に入る案内カウンターでは、鳥取砂丘の旬の情報や周辺施設などについての情報が揃います。砂丘の詳細な知識を持つガイドも常駐し、砂丘観光の手助けとなります。その付近には休憩スペースが作られており、ひと休みの空間として利用できます。センター内の吹き抜けを活かした、長さ4mに及ぶ「火山灰層はぎとり」標本も掲示されており、その内容は鳥取砂丘の地層についての実に緻密な展示。砂丘の深みある歴史と大地の神秘に唸らされてしまいます。

ドームシアター「すなくら」に是非とも注目を!

2階へ上がっていくと、更なる砂丘の魅力が凝縮されたスペースが広がっています。大きな目玉はなんといっても、「すなくら」というドームシアター。1年を通してドローン撮影された砂丘の映像が壁や床一面に広がり、夕暮れに大きく包まれる砂丘の様子など、とにかくダイナミック、そして限りなく美しい砂丘の姿に出会えます。シアターの随所に現れている風紋は実際の砂丘に現れたものから型を取っていたり、砂柱や砂簾も砂丘にある実物を加工して展示していたりと、要所要所のこだわりが非常に印象的。シアター内にいる人の存在を感知して働く仕掛け的な映像も面白く、実際の鳥取砂丘鑑賞と合わせて楽しみたくなるような充実度となっています。

様々な展示を楽しみ、砂丘の魅力を深掘りしよう

その他の展示も充実しています。中でも興味深いのは、顕微鏡で砂を観察できるコーナー。ここでは鳥取砂丘の砂はもちろん、世界各地の様々な砂が展示されており、貴重な砂の数々を顕微鏡でどこまでも詳しく見つめることができます。さらに、スタッフの方々が手作りで作り上げた砂丘の成り立ち、砂の違い、その地形のユニークさなどにまつわる詳細な展示も定評があります。
このように、鳥取砂丘観光をさらに深く盛り上げてくれるビジターセンター。まさしく、訪れない手はない!というものでしょう。

「鳥取砂丘ビジターセンター」基本情報

住所 鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971
電話番号 0857-22-0021
入場料 無料
営業時間 9:00~17:00
休館日 年中無休
ホームページ https://www.sakyu-vc.com/jp/

交通アクセス

※以下のリンクをご参照ください

交通アクセス|鳥取砂丘ビジターセンター
https://www.sakyu-vc.com/jp/access/