古代中南米の世界は本当にスペシャル!
岡山には他の街に存在しないような珍しいもの、貴重な体験に満ち溢れた観光スポットが多く、今回御紹介する「BIZEN中南米美術館」もまた非常に珍しい内容を誇る美術館となっています。その名の通り古代の中南米に関する美術品がたくさん集まったこの美術館は、国立博物館並みの展示品の数、そして日常ではなかなか見ることができないような展示品が放つ極めて独特な魅力によって、やすやすと見逃せないような趣深い空間が完成されています。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。
備前焼で構築された外観、ユーモラスな土偶の数々に注目!
当美術館は日本で唯一の古代中南米美術専門美術館となっています。森下精一氏が趣味で収集されていた中南米関連の貴重な品々を一般公開する形で設立されたこの美術館は、地域復興の助けとなることを理念に含むものです。備前焼作家の故藤原建氏が手掛けた美術館の外観は岡山名物である備前焼の陶板によって隅々まで形成されており、一風変わった壮大な雰囲気を漂わせています。
展示物の主となるのは多種多様な土偶の数々。実に様々な年代、様々な土地で生まれた古の土偶がたくさん展示されており、その土偶ひとつひとつの表情には不思議なユーモア感覚と歴史の深みが染み込んでいます。
#BIZEN中南米美術館 公式キャラクター #ペッカリー
モデルの子とキャラクター😄
ペッカリー、久しぶりに会えて楽しかったよ☺️ pic.twitter.com/IsyEdduE6y— ふー。さん (@tivoli_bear_) July 17, 2022
「古代マヤ文字ドネーション」に参加してみよう
アステカの首都テノチティトランの大神殿跡に残されていたという「チャクモール」のレプリカも興味深いものです。チャクモールとは神への生贄として捧げられた心臓を置く石造物で、生贄の心臓を中央の皿に置くのが習慣となっていたのです。現代とは全く違う価値観が古代には存在していたということの証として機能しています。
館内では「古代マヤ文字ドネーション」という企画も行われています。3000円支払うと好きな言葉をマヤ文字にして渡してもらえるという独自の企画で、このドネーションに参加された方限定で古代中南米ゆかりの衣装を試着することもできます。体験してみるとよいでしょう。
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どこまでも深く古代文明の世界を楽しめる!
予約の際にお願いしておくと、当美術館の館長の方による案内も伺うことができます。館長の方が本物の古代中南米で使われていた笛を吹いて実演して下さったり、当時の土器を実際に触らせてもらえたり、という面白い体験も可能。
他にも随時特別なイベントが期間限定で行われていたり、展示品の入れ替わりがあったりと、どこまでも深く古代文明の世界を楽しめます。岡山近辺でも随一のレアな体験が出来るスポットとして要チェックです。なお、観覧の際には事前予約が必要となりますので御注意下さい。
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「BIZEN中南米美術館」基本情報
住所 | 岡山県備前市日生町日生241-10 |
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電話番号 | 0120-346-287 |
入場料 | 大人700円 大学生・高校生 500円 中学生・小学生 300円 |
営業時間 | 10:00-16:45(原則事前予約) |
休館日 | 不定休 |
ホームページ | https://www.latinamerica.jp |
交通アクセス
※以下のリンクをご参照ください
交通アクセス|BIZEN中南米美術館https://www.latinamerica.jp/info/access.html