アフターコロナに備える今治市の飲食店様、宿泊施設様向けセミナー

2022年2月8日に瀬戸内しまなみ海道活性化実行委員会が主催でアフターコロナに向けた観光客受入フードダイバーシティセミナーと題したセミナーがオンラインで開催され、今治市および周辺地域の飲食店、宿泊施設関係者が約30名参加しました。
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プログラム

応用編:今日からできる!安心して食べられる食の多様性対応のコツ(120分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏

2021年12月16日に基礎編を実施済み
https://fooddiversity.today/article_104170.html

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今日からできる!安心して食べられる食の多様性対応のコツ

まず弊社代表守護から前回基礎編の復習が行われ、違いよりも共通点を見て考えることなど、改めてポイントの説明がされました。

応用編となる今回は、実際に今治で人気のご当地グルメをどのようにフードダイバーシティ対応していくのかについてワークショップが行われました。

まずは例題として「ペペロンチーノ」が紹介され、それぞれハラール対応するため、ベジタリアン対応するための解説がされました。その後、下記の通り「じゃこ天」「鍋焼きうどん」「今治焼豚玉子飯」といったご当地を代表する料理を「皆様ならどう対応するか」という形のお題を提供し、ワークショップが進められていきました。

実際にワークショップで考えたものを参加者が発表していき、一つ一つ講師の守護が「答えは当然何通りもありますが」の前提のもと、それぞれのキーとなるポイントや、他の事例を交えて解説を行っていきました。

参加者からは「キノコを使えば食べていただける方が広がることがわかった」「豚でなくても、代わりはたくさん見つかった」「ご当地料理を世界の方に食べていただくためには必要な取り組み」などの意見があり、今後の受入体制整備を前向きに進めていくとの声が上がりました。

瀬戸内しまなみ海道活性化実行委員会としては、今後も地域で食の多様性対応を積極的に進めていくとの言葉で閉会の挨拶となり、2時間のセミナーは終了となりました。

尚、食品協賛としてエスビー食品株式会社からフードダイバーシティカレーが参加者へ配られました。