大きな植物公園で、自然の楽しさを味わおう

広島の有名な植物園である「広島市植物公園」には、地元の住民から観光客の方々までが年中集います。
ここは様々なエリアが存在する大きな植物公園で、同じく広島の有名なスポット・広島市民球場の約5倍の大きさとなっています。それぞれのエリアに見所がたっぷり存在するので、自然による癒しの効能を思い切り味わうことが出来るでしょう。ベビールームやシニアカーの貸し出しなども充実しており、バリアフリーに植物の鑑賞を楽しめるのも利点です。

※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。

正面ゲートには圧倒的な季節の花々。樹林の観察もお忘れなきよう

ここからはエリアそれぞれの見所を御紹介して参ります。まず、正面ゲートをくぐりますと左右に花壇があります。ここには季節の草花が植え付けられており、春にはポピー、ベゴニアが、夏にはコリウス、ペンタスが……といった風に、年に4〜5回の植え付けが行われます。季節に応じて変わる植物が出迎えてくれる喜びを感じていただけることでしょう。
樹林を観察できる場所「樹林観察園」もあります。ここでは10月〜11月にメグスリノキの紅葉が楽しめたり、春頃には園内最大のヤマザクラが桃色の美しい花を身にまとう様子を観察することもできます。

大温室に入ってみよう!

この公園の中心部は、やはり「大温室」と呼ばれる広大なエリアでしょう。間口35メートル、奥行62メートル、高さ21メートル、全てがガラス張りのインパクトに満ちた大温室。熱帯、亜熱帯の約650品種、5000本の植物を各コーナーに分割して展示。圧倒的な物量の植物を細かく、分かりやすく楽しむことが出来ます。
「水辺のコーナー」では、水を好む熱帯植物の観覧が可能。マングローブ、サガリバナ、ヤシといった緑に溢れる植物たちが素晴らしいです。大温室のシンボルツリーとして立ち続けるオーストラリアバオバブも大きな存在ですし、「ジャングルコーナー」と呼ばれるエリアでは今となっては貴重な本物の熱帯雨林を観察することも出来ます。

 

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さらなる温室の世界を見てみよう

公園にはまだまだたくさんの温室があります。「熱帯スイレン温室」では世界最大の葉を持つオオオニバスと綺麗な熱帯性スイレンが大きな魅力で、毎年8月には「オオオニバス試乗体験会」が開催され、そちらも人気となっております。
「サボテン温室」も面白いです。巨大に丸い「キンシャチ」と呼ばれるサボテン、たった二枚の葉で一年を過ごすという珍しい植物、その名も「キソウテンガイ」など、多数の見所があります。
こういった貴重な植物たちが、レプリカでなく本物のまま生息していることは大変レアなことです。広島を観光する際には、是非観に行ってみるべき場所ではないでしょうか。

 

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「広島市植物公園」基本情報

住所 広島市佐伯区倉重三丁目495番地
電話番号 082-922-3600
入場料 大人(18歳〜64歳)510円
65歳以上(要公的証明書)170円
小人(高校生及び18歳未満、小中学生を除く)170円
営業時間 9:00〜16:30(入園は16:00)まで
休館日 毎週金曜(祝日の場合開園)、12月29日〜翌年1月3日
ホームページ http://www.hiroshima-bot.jp/index.htm

交通アクセス

・公共交通機関
JR山陽本線五日市駅から広電バス植物公園経由薬師が丘団地行き乗車(20分)→「植物公園」下車すぐ

・車
山陽自動車道五日市ICから県道290号を廿日市方面へ車で8km