東京都内の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2025年10月6日、東京都が主催で「フードダイバーシティとは?基礎から学ぶ世界の食文化と多様性(ヴィーガン、ハラール、グルテンフリー等)」がTKP東京駅カンファレンスセンターにて開催され、東京都内の飲食店、宿泊施設関係者がリアルとオンラインで約50名ほど参加しました。
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プログラム
「フードダイバーシティとは?基礎から学ぶ世界の食文化と多様性(ヴィーガン、ハラール、グルテンフリー等」
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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当日の様子
東京都で求められるフードダイバーシティ対応とは
まず、弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、日本に来る旅行者のニーズ、東京都に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや料理工程が大幅に削減されることが説明されました。

違いを見ると大変になる

共通点を見る

ヴィーガンメニューは多くを網羅する
続いて、東京都内の飲食・宿泊関連事業者と、食材・調味料を提供する事業者とのマッチング会が開催されました。参加企業は以下の通りです。
・エスビー食品株式会社
・クロレラ工業株式会社
・ゼンカイミート株式会社
・オタフクソース株式会社
・浜弥鰹節株式会社
・株式会社グローバル

マッチング会の様子

マッチング会の様子
参加者からは「これから始めようと考えていたけど、東京はすでに激戦区であることが分かりましたので、差別化ポイントをしっかりと考えて臨みたい。」「食べられるメニューと食べたいメニューの違いが分かりましたので、選ばれるために考えていきたい。」「自社の取り組みが不十分であることが分かりましたので、ブラッシュアップしていきたい。」などの声が上がりました。
今後も東京都としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。