アフターコロナ対策として開かれたハラール・ベジタリアン・ヴィーガン等の対策セミナー

2021年10月11日に鹿児島市の主催で「ハラール・ベジタリアン等、食の多様性を学ぶセミナー&料理デモンストレーション」が開催され、鹿児島市及び近隣圏の飲食店、宿泊施設関係者が参加した。
※本セミナーは新型コロナウイルス感染症対策を厳重に行って開催されています
=====================
■プログラム

第1部 ムスリム・ベジタリアンセミナー
「食の多様性を一日で学ぶ」
講師:フードダイバーシティ株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏

第2部 ちゃぶや咖喱堂による料理デモンストレーション
講師:ひふみよ株式会社 代表取締役 白澤 繁樹 氏

■詳細ページ
https://fooddiversity.today/article_98711.html

■特別協賛
株式会社ヒガシマル(参加者へサムライラーメンを配布)
=====================

当日の様子

第1部 ムスリム・ベジタリアンセミナー

まず弊社代表守護から基礎編として世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えることについて、上記図を基に説明されました。更に鹿児島に来る旅行者のニーズ、それぞれの対応方法や集客方法についても具体的な形で話が進みました。さらにヴィーガンに対応すると、アレルギーなども含めた様々な食のルールを持った方に食事が提供できる旨や、違いよりも共通点を見て考える必要性なども語られました。

ちゃぶや咖喱堂による料理デモンストレーション

ちゃぶや咖喱堂のメニューの考え方

ちゃぶや咖喱堂の白澤氏

ちゃぶや咖喱堂の白澤氏からは下記の内容が説明されました。

・お店のコンセプト「One Table」について
・ヴィーガン&アルコールフリーで基礎を作っていき、トッピングでそれぞれに対応する
・第三者機関の認証よりも、お店としてできることをしっかりと伝える重要性

説明後は、それぞれ対応するポイントを解説しながら実際に下記の試食を行いました。

・鶏飯(ハラール)
・さつま揚げ(ヴィーガン&ハラール) ※魚のすり身ではなく、野菜で作ったさつま揚げは「大地のさつま揚げ」とネーミング
・カツ(ヴィーガン&ハラール)
・カツオの腹皮カレー(ハラール)

試食中にハラールに関しては南薩食鳥からハラールチキンは簡単に取得できる旨や、肥沃な薩摩の大地で取れた野菜・穀物の味は他のエリアと比べても大きなアドバンテージがあるなどの説明も捕捉されました。

参加者からは「普通に美味しい」「難しいことはしていないことがよくわかった」等の声が多く上がり、会場は熱気に満ちたまま2時間のセミナーは終了となりました。尚、今後も鹿児島市は食の多様化事業を注力して推進していくとのことです。

左:鶏飯 上:さつま揚げ 右:カツオの腹皮カレー 下:カツ

無添加で作る九州醤油のレシピ公開

参加者に配布された鹿児島生まれのサムライラーメン

試食の対応表