中国国内のプラントベースに対する認知度調査
調査会社NPD Groupによると、中国国内でも「プラントベース」が広がりを見せているとのことです。
レポート結果からポイントを抜粋しました。
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①プラントベースに対する認知度は消費者の90%を上回る
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②プラントベースフードのリピート率は53%(2020年10月)から68%(2021年1月)に上昇
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③消費者の57%は国内メディアからプラントベースに関する情報を入手(国内でも啓蒙が進む)
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④消費者の41%は「健康」と「ウェルネス」に焦点を当てた広告がきっかけでプラントベースに興味を持ったと回答
中国のプラントベース市場はBloom burgの記事によれば、2025年には1.6挑円規模まで拡大することが予想されています。また、「ヴィーガン卵が中国の屋台で販売」の記事でも紹介した通り、Just EggやBeyond Meat等、大手プラントベースメーカーも次々に中国市場に参入しています。
日本企業の中国進出
日本企業からはネクストミーツ(株)やグリーンカルチャー(株)が香港・マカオに進出を決めており、中国本土への進出を期待する声も少なくありません。
Food Diversity Todayでも引き続き中国のプラントベース市場の動向を追います。
著者
山崎寛斗(やまざき・ひろと)
プラントベースジャパン株式会社 代表取締役
「プラントベースで日本と世界を繋ぐ」をテーマに事業を展開。 海外のプラントベース企業の日本誘致や訪日ベジタリアン向けメディアなどの事業を手掛ける。 著:東京食素!美味蔬食餐廳47選、關西食素!美味蔬食餐廳55選、東京および関西のベジタリアンガイドブックを台湾で販売中。
https://www.plantbased-japan.com/
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