2021年7月1日『マレーシアのハラールハブ政策を活用したハラール市場への参入』セミナーがオンラインで開催され、フードダイバーシティ株式会社 の横山がパネリストとして登壇しました。

このイベントは京都大学経営管理大学院ABL(アジアビジネスリーダー人材育成プロジェクト)、一般社団法人グローバルムスリムツーリズム協会(GMA)、東アジアハラル振興協会の主催によるものでした。

『マレーシアは日本からのFDI(海外からの直接投資)を特にハラール分野でどうすれば拡大させられるか』について、横山は以下を提案しました。

・ハラールを売るな、アジア(関連として)を売れ

・プラントベース(植物性)を取り込め

「マレーシアはもっと日本を使うべき。日本にハラール化を求めるのではなく、マレーシアが日本のハラール化できる/したい分野を開拓すればいいい。」

「また、世界ではプラントベースが拡大している。プラントベースはハラールやその他の食の制限ニーズにも対応しやすい。この流れを掴むべき。」と延べました。

参加者からは「ヴィーガンはハラールだとは言い切れない」といった意見がありましたが、マレーシアの生物学者は「ヴィーガン認証品はたいていハラールであって大きな問題にはならない」との発言がありました。

京大経営管理大学院ABLはスタートから今年度で9年目、日本を含む10ケ国16トップ大学のビジネススクールのネットワークです。今後もハラールに関する様々な研究を進めていく予定とのことです。