フードダイバーシティの取り組みについて比較しました

こんにちは。食の多様化対応を支援しておりますフードダイバーシティ株式会社の守護です。

最近、フードダイバーシティ分野における大手コンビニエンスストアの動きが活発になってきました。
今回は各社の動きをまとめて、比較してみたいと思います。

コンビニエンスストア大手三社、それぞれの取り組みは?

セブンイレブンの取り組み


大手三社で唯一ハラールもベジタリアンも取り組むセブンイレブンですが、実は大々的なリリースは行わずに取り組まれています。
https://fooddiversity.today/en/article_62306.html

ハラールについては、下記の通り販売店舗数を伸ばしてきました。
2019年6月 2店舗でテスト販売スタート(雷門と大塚のみ)
2019年10月 9店舗へ拡大
2020年6月 1,050店舗へ拡大

売り方の変遷はこちら。
https://fooddiversity.today/article_62383.html

ハラール 弁当 セブンイレブン

ローソンの取り組み

2020年7月16日に下記のリリースを出されました。
https://www.lawson.co.jp/company/news/detail/1402201_2504.html
『ローソンは、「環境保護」「健康維持」「将来への取り組み」として、今後も大豆ミートなどの代替食を使用した商品開発を進めてまいります。』ということで、会社としてのもSDGsに対する方針をしっかりと謳っています。ただし三社では唯一「乳」や「卵」を使用しているので、ヴィーガン対応はしておりません。もちろんそれが悪いという話では一切なく、「多様な食文化対応」が目的ではないということだけだと思います。

大豆ミートのから揚げ ローソン

ファミリーマートの取り組み

ベジバーグ丼 ファミリーマート

2020年03月13日、第一弾のリリース(ベジバーグ丼・ヴィーガン認証あり)
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2020/20200313_01.html

2020年05月14日、第二弾のリリース(キーマカレー・ヴィーガン認証あり)
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2020/20200514_01.html

2020年07月21日、第三弾のリリース(7種野菜のビビンバ丼)
https://www.family.co.jp/company/news_releases/2020/20200721_01.html

3月から1か月おきにリリースを出してきました。
目的が「食の多様化」や「健康志向の高まり」と謳っているので、ヴィーガンまで対応しています。ただし、第三弾についてはヴィーガン認証の取得を特には謳っていません。

まとめ

共通して言えるのはベジタリアン商品について「大豆ミート」を謳っていることです。
海外の代替肉は「ビヨンドミート」「インポッシブルミート」「オムニポーク」であったり様々な名前をつけて商品化していますが、日本ではまだ「大豆ミート」が一強の様子。
個人的にはどのコンビニエンスストアが「大豆ミート」以外を最初に謳ってくるのか、とても興味を持っています。
※国内外代替肉比較はこちら
※弊社の考えるネーミングのおすすめはこちら

また、取り組む目的が異なっていることも注目点だと思います。
リリースを出していないセブンイレブンの目的は分かりませんが、現在も店頭で「エシカルプロジェクト」を大きく謳っています。ローソンは「環境保護」「健康維持」「将来への取り組み」といったSDGsからの派生、ファミリーマートは「食の多様化」や「健康志向の高まり」ということでフードダイバーシティにも言及しており、商品スペックがそれぞれ若干異なっていることが注目です。尚、「健康」は共通項目です。

今後、この分野については各コンビニエンスストアの方針・目的によって、「このお店の考え方に賛同します」という風に、お客様の動向も変わってくるのではないかと想像しています。