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日本が誇る世界遺産
日本には2020年12月時点で23もの世界遺産があります。世界遺産は「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」の3種類に分けられており、日本にあるのは文化遺産が19、自然遺産が4です。文化遺産が圧倒的に多くなっていますが、それだけ日本の文化が世界で稀に見る貴重なものだということが分かります。
今年紹介したフードダイバーシティなレストランがある地域の観光地の中でも、今回は世界遺産に登録されているものをいくつかピックアップしご紹介いたします。
国の平安を祈って建立された「華厳宗大本山 東大寺」
奈良県奈良市にある「華厳宗大本山 東大寺(けごんしゅうだいほんざん とうだいじ)」。歴史教科書にも出てくる有名な寺院です。正式名称は「金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)」と言います。日本の国家形成に際し,その中心となった中央組織である大和朝廷によって運営された寺院の中で規模の大きいものを「官大寺(かんたいじ)」と言い、その昔、都が奈良にあった時代の平城京から東側に建立されたことから「東大寺」を呼ばれています。
1200年もの歴史があり、その歴史的価値や建物の造形美が認められ、1998年12月に古都奈良の文化財の一部として世界遺産に登録されています。
住所 | 〒630-8587 奈良市雑司町406-1 |
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Tel | 0742-22-5511 |
拝観時間 | 施設によって変わってきますので、詳しくはホームページをご覧ください |
アクセス | ・京都駅→近鉄奈良駅下車(約50分)→東大寺大仏殿まで徒歩約50分 |
入館料 | 施設によって変わってきますので、詳しくはホームページをご覧ください |
ホームページ | http://www.todaiji.or.jp/index.html |
記事の詳細はこちらをご覧ください。
https://fooddiversity.today/article_62964.html
日本初の本格的な器械製糸工場「富岡製糸場」
群馬県富岡市にある製糸工場。江戸末期に鎖国を解いた日本の最大の輸出品は生糸でした。日本の産業を支えるべく、国力を上げて造った工場が富岡製糸場です。当時としては世界最大規模を誇り、日本の産業の近代化に大きく貢献しました。絹産業の技術革新にも関わり、その功績から「富岡製糸場と絹産業遺産群」の構成資産として2014年に世界遺産に登録されています。また、敷地全体を含む、初期の建造物などが国の国宝、重要文化財として指定されています。
住所 | 〒370-2316 群馬県富岡市富岡1-1 |
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Tel | 0274-64-0005 |
休館日 | 年末(12月29日から31日まで) |
営業時間 | 9:00〜17:00(最終入場 16:30) |
入場料 | 料金大人:1000円 大学生・高校生:250円 中学生・小学生:150円 未就学児:無料 |
アクセス | ・車 東京から富岡市まで 練馬IC(関越自動車道)~藤岡JCT(上信越自動車道)~富岡IC(約75分) 新潟から富岡市まで 長岡IC(関越自動車道)~藤岡JCT(上信越自動車道)~富岡IC(約135分) ・電車 東京から富岡市まで 東京駅(上越・北陸新幹線)~高崎駅(乗換 上信電鉄)~上州富岡駅(約95分) 新潟から富岡市まで 新潟駅(上越新幹線)~高崎駅(乗換 上信電鉄)~上州富岡駅(約120分) 金沢から富岡市まで 金沢駅(北陸新幹線)~高崎駅(乗換 上信電鉄)~上州富岡駅(約170分) |
ホームページ | http://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/ |
記事の詳細はこちらをご覧ください。
https://fooddiversity.today/article_67479.html
海上に浮かんでいるかのような造りが美しい世界遺産「嚴島神社」
593年(推古元年)、現在の広島県宮島の地域を収めていた豪族の佐伯鞍職(さえきのくらもと)が水の神の「市杵嶋姫命(いちきしまひめのみこと)」の命令により御笠浜に市杵島姫命を祀る社殿を建てられたと伝えられています。
その後、平清盛が1146年(久安2年)安芸守に任官されると平家の守護神として尊崇されるようになり、1168年(仁安3年)頃に今のような寝殿造りに造営したと言われています。
古より宮島全体が神として崇められていて、島の陸地に建てるには畏れ多いということで、潮の満ち引きする場所に建てられたのが現在の姿となっています。潮が満ちれば、あたかも海上に浮かんでいるような幻想的な建築美を見ることができます。
住所 | 〒739-0588 広島県廿日市市宮島町1-1 |
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Tel | 0829-44-2020 |
営業時間 | 1月1日:0時00分 ~ 18時30分 1月2日 ~ 1月3日:6時30分 ~ 18時30分 1月4日 ~ 2月末日:6時30分 ~ 17時30分 3月1日 ~ 10月14日:6時30分 ~ 18時00分 10月15日 ~ 11月30日:6時30分 ~ 17時30分 12月1日 ~ 12月31日:6時30分 ~ 17時00分 |
定休日 | 年中無休 |
ホームページ | http://www.itsukushimajinja.jp/ |
アクセス | 宮島口桟橋から宮島(宮島桟橋)までフェリー利用。 宮島桟橋から拝観入口までは徒歩約10分。 ・JR西日本宮島フェリー 宮島航路 (乗船時間約10分) ・宮島松大汽船 宮島航路 (乗船時間約10分) 宮島口桟橋までのアクセス ・JR西日本山陽本線 宮島口駅 (徒歩5分) ・広島電鉄宮島線 広電宮島口駅 (徒歩すぐ) |
記事の詳細はこちらをご覧ください。
https://fooddiversity.today/article_38336.html
昔ながらの日本の風景が世界遺産に!「白川郷合掌造り集落」
白川村の荻町地区には大小100棟余りの合掌造りの建物があり、合掌集落としては全国で最大規模となっています。そして、そこには今も人々が住み、伝統的な集落を守っているのです。
白川郷が豪雪地帯の飛騨高山にあるため、厳しい冬にも耐えられるように茅葺(かやぶき)屋根の合掌造りになっています。屋根の傾斜を45度から60度ぐらいにしており、雪が必要以上に積もらぬよう、そして雪下ろしの作業を軽減できるように工夫されています。
美しい建物や風景だけでなく、そこに根付く人々の暮らしや集落を守っている姿が高い評価を受け、1976年に重要伝統的建造物群保存地区として選定、1995年には五箇山(富山県)と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。近年では海外からの観光客も増えてきて、交通網やインフラの整備がされました。
住所 | 〒501-5627 岐阜県大野郡白川村荻町(かん町地区他) |
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Tel | 05769-6-1013(白川郷観光協会) |
ホームページ | http://www.shirakawa-go.gr.jp/ |
アクセス | ・高山駅からバスで50分(JR高山駅横、高山濃飛バスセンター発白川郷行き約50分、「白川郷」下車。) せせらぎ公園 駐車場から徒歩で5分(せせらぎ公園駐車場より徒歩5分) ・白川郷ICから車で5分(東海北陸自動車道白川郷ICより国道156経由約5分。) ・荘川ICから車で40分(東海北陸自動車道荘川ICより国道156号経由約40分。) |
記事の詳細はこちらをご覧ください。
https://fooddiversity.today/article_39080.html