隣り合う街々にもその姿が届く、大切な地元のシンボル
今回は大分にある「八面山」をご紹介します。
この山は中津市三光地区のシンボル的な山。周辺の宇佐市や福岡県、北九州市、山口県といった隣り合う街々からもその姿を見ることができるほどに大きな山です。地元の人々からは「母なる山」と長きに渡り称され、多くの観光客が訪れ続ける大切なスポットです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。
標高659メートル、「箭山」とも呼ばれる名所
八面山は、福岡県との県境に近い大分県中津市三光地区の南部に位置。桜や紅葉など四季折々の景色が豊かで、地元では「箭山」とも呼ばれる名所です。
どの方向から見ても同じような形に見える山であることから「八面山」の名が付いたと伝えられ、標高は東京スカイツリー（634メートル）よりも高い659メートルを誇ります。
歴史ある見どころに、山ならではの景色も音も楽しめる
名所だけに見どころはたくさん。まず印象的なのが箭山権現石舞台という古代巨石信仰の磐座で、かつてこの石舞台で五穀豊穣・家内安全・病魔厄除のために箭山権現に神楽を奉納していたといわれます。石舞台としては日本一の大きさを誇る、素晴らしい縁起物です。
山の中には「箭山神社」もあり、緑豊かな空間の中に、神功皇后、応神天皇、比売大神など、名高い神様が代々祀られています。そして四つの登山道・遊歩道コースが用意されており、山ならではの四季折々の景色や心地よい渓流の音をくまなく堪能できます。
絶景を楽しめる「天空の道展望所」にも注目
近年作られた「天空の道展望所」は、八面山からの景色を多くの方に楽しんでいただきたいという思いがこもった新たな名スポット。展望所からは国東半島や豊前平野、さらに天気の良い日には山口県まで見渡すことができます。足元灯が設置されているため、夜間には安心して日本夜景遺産に認定されている夜景も楽しむことができます。昼夜を問わず、ぜひ足を運びたいエリアです。
長く愛される八面山の自然と風景、空気を楽しみに、ぜひ訪れてみてください。
「八面山」基本情報
| 住所 | 大分県中津市三光田口 |
|---|---|
| 電話番号 | 0979-43-2050 |
| ホームページ | https://www.city-nakatsu.jp/doc/2015111700143/ |
交通アクセス
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