紅葉に包まれ東福寺を拝観、その後は京都の豆腐料理
古都、京都が盆地の蒸し暑い夏を終えると、季節は一気に冷え冷えとする秋へと加速します。
京都の秋は、あちこちで紅葉が広がり、数多く存在する名所旧跡では、紅葉を鑑賞するための特別展やライトアップ設備などが始まります。
京都の紅葉
京都では、盆地特有の高温多湿の夏、底冷えのする寒冷な冬といった寒暖の激しさもあり、紅葉が美しく色づきます。赤、橙、黄色、残る緑葉、それらのないまぜになった山を覆うような紅葉の広がりは、紅葉狩りに訪れた人々に格好の鑑賞室を与えるかのように、地面全体に暖色の屋根を被せてくれます。
東福寺
京都駅からJR奈良線で奈良方面へ一駅、運賃140円でJR「東福寺駅」です。駅を出て右方向へ、約15分ほど歩くと紅葉で有名な大本山東福寺に到着します。
東福寺は、京都市東山区にある臨済宗東福寺派の大本山で、京都で最も人気のある紅葉スポットでもあります。東福寺の名前の由来は、当時の摂政だった九条道家により、奈良最大の寺院だった東大寺と、最も隆盛を極めた興福寺の「東」と「福」の字をそれぞれ名付けられたところにあります。
見どころ
秋の東福寺は、紅葉を目当てに訪れた人であふれ返ります。紅葉を見に来たのか人を見に来たのか分からなくなるほど。
ところで、東福寺の紅葉ならどうしても見ておきたいのが「カエデ」です。2,000本を超えるカエデの木は、本堂と開山堂を結ぶ「通天橋」からの景観が最も見どころ。紅葉のほとんどは川沿いに臥雲橋、殿鐘楼、方丈、庫裡と続きます。
拝観の注意点
境内は、基本的に拝観料は無料です。ただし、通天橋、開山堂は400円、国指定の名勝東福寺本坊庭園も、400円が必要となります。ただし、障害をお持ちの方とその付き添いの方1名は、受付で障害者手帳を提示することで拝観料が無料となります。
境内に入ると、方丈で館内を案内するパンフレットが無料で配布されますので、ルートを考える参考になるでしょう。ネットで事前にPDFを入手することもできるので、じっくり予習したい方にはそちらもおすすめです。大勢の拝観者で混雑するため、事故を防ぐ目的もあり現在では「通天橋」「臥雲橋」の上で写真撮影することは禁じられています。
京都ハラール
京都で、ハラールのお店を探してみました。
清水 順正 おかべ家
おかべ家の豆腐は店内の豆腐製造所で作られたもの。厳しい寒さのなかで育った北海道産の大豆と、温暖な恵みのもとで生産された九州産の大豆をブレンドして作られた、コクと甘みの豊かな豆腐です。
メニューは季節ごとに用意されています。ムスリムフレンドリーな京都の豆腐が美味しくいただけるお店では、ハラール対応の湯豆腐コースがいただけます。
湯豆腐の他にも、豆腐を気軽に楽しめるメニューが豊富です。
生麩を揚げて天ぷらの田楽にしたものや、ゆばの鍋、とうふ田楽、自家製のおあげさん、ゆばの唐揚げ、ごま豆腐、茶碗蒸し、おぼろ豆腐、白和えなど、その場で手軽に本格的な京都の豆腐を味わえます。店内には、豆腐店の外観と内装を鑑賞するためのギャラリー、お土産物を揃えた売店も設置されています。
完全予約制なので、問い合わせてからお出かけください。
店名 | 清水 順正 おかべ家 |
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住所 | 〒 605-0862 京都府京都市東山区清水2丁目239 |
電話番号 | 075-541-7111 |
営業時間 | 10:30-17:00 |
定休日 | 不定休 |
ウェブサイト | http://www.okabeya.com/index.html |
Halal Gourmet Japan | https://www.halalgourmet.jp/ja/restaurant/435286 |
支払い方法 | カード可(VISA、JCB、AMEX、MASTER、Diners) |