ラグビーW杯直前の受入対応セミナー

2019年7月12日、フードダイバーシティ株式会社は「ラグビーワールドカップまで待ったなし!! 「欧米豪+アジアのインバウンド集客×食の受入環境整備」セミナー」を浅草にて開催しました。

欧米豪を中心としたラグビーファンが全国12都市を巡るこの大会。(期待される経済波及効果は4,372億円とも言われています)

開催2ヶ月前に差し迫ったラグビーW杯ですが、何とかこのチャンスをものにできないかと、多くの方にご参加頂きました。

本セミナーでは「インバウンド×食事」をキーワードに業界の専門家を招聘して、

・インバウンド業界の市況
・ベジタリアン等の食の禁忌の受入方法
・団体ツアーの現状と集客
・食のアクティビティ 等

多岐にわたる内容をお話頂きました。

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1.インバウンド実務経験者が語る、ここだけは押さえておきたい訪日外国人受入対策
訪日ラボ(株式会社mov)
インバウンド研究室 室長 田熊 力也氏

2.ベジタリアン、ヴィーガン、ハラールの受入環境整備と集客の成功事例について
フードダイバーシティ株式会社
代表取締役 守護 彰浩氏

3.誰も知らないインバウンド団体ツアーの実態と成功事例について
株式会社ボーダレスシティ
代表取締役 大島 秀崇氏

4.欧米豪観光客の食×アクティビティについて
株式会社地域ブランディング研究所
代表取締役 吉田 博詞氏

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「インバウンド市場の全体感」をテーマにした第1部では、ビックカメラのインバウンド最前線を率いてきた田熊 力也氏からサッカーW杯の時の事例等を交えながら来たるラグビーW杯で想定される問題や対策についてお話頂きました。

そして第2部では弊社代表守護から欧米豪のベジタリアン・ヴィーガン対策についての話がありました。

内容としては…

・ベジタリアンの定義
(ベジタリアン・ヴィーガンの違い)

・ベジタリアンの満足度の上げ方
(ベジタリアン=サラダではない)

・オペレーションの考え方

の話を中心に、あと2ヶ月で対応可能なレベルまで落とし込んだ話が展開されました。

続いて第3部では、旅行代理店と飲食店をつなぐマッチングサービス”団タメ!”を運営する株式会社ボーダレスシティから、団体旅行の実態についてお話頂きました。

FITにシフトしているという記事をしばしば見かけますが、(比率ではなく)絶対数でみると右肩上がりで増加している団体旅行。

団体旅行のリアルデータを保有する当社だからこそ、実に面白いお話が繰り広げられました。

・ラグビー会場周辺だけでなく、会場間の通過点にも旅行客が周遊されることが既に分かっている(試合の合間に周辺地域を観光)

・宿泊や食の対応をしていない地域は他の地域に流れてしまっている

・地域によって予約の準備期間が大きく異なる(例:欧米75.4日前 / 東アジア25.1日前)

・ハラール等の対応ができないなどを理由に「高価格帯(1人5万円等)」のニーズを逃してしまっている

それ以外にも、旅行会社は満足度を取りに行くというよりもクレームに繋がらないよう注視する傾向があるので、”ここなら間違いない”と思ってもらえるような売り込みが大事、との話もありました。

最後に株式会社地域ブランディング研究所からは、広島のお好み焼き体験等の事例を元に、「食×アクティビティ」というテーマでお話がありました。

例に挙げられていたお好み焼き体験は、お好み焼き体験+食事+お土産の3点セットで5,100円という価格設定なのに対して、「売れ行きは好調」と吉田 博詞氏。

逆に価格帯を下げてしまうと「本当にこのサービスは大丈夫なのか?」と逆に怪しまれてしまう懸念もあり、価格帯をキープしながらいかに付加価値を上げていくが重要との事でした。

第3部 団体旅行のパートの「欧米豪の予約は75.4日前〜」というお話を受け、もう間に合わないのでは?と焦りを見せる方もいらっしゃいましたが、「体験コンテンツは1〜2日前に予約する傾向があり、今からでも間に合います」という吉田氏のお話を聞いて、やる気に満ちた参加者の方が多く見受けられました。

セミナー後は名刺交換が行われ、熱気が溢れたまま合計2時間半のセミナーは終了しました。

尚、会場ではベジタリアン・ヴィーガン食材を提供する(株)グローバルがヴィーガン対応商品を展示し、多くの関心を集めました。