本当はしっかりと対応していたのに…
ラグビーW杯、東京オリンピックが近づくに連れて、ベジタリアンメニューの導入店舗は着実に増加しています。
大変喜ばしいことですが、非常に「惜しいケース」も増えています。
満を持して対応したは良いものの、
最後の最後でミスを起こしてしまうケースが後を絶えません。
よく起こりがちな例を紹介します。
「ヴィーガンオプションなのに… 味噌汁はヴィーガンでもベジタリアンでもなかったです…スタッフさんに確認して発覚しました。その時すでにお料理を受け取ってしまっていましたが…」
このケースの何が問題か?
この味噌汁は完璧にヴィーガン対応に仕上げていたのです。
では、なぜこうした書き込みが?
理由は「現場オペレーションの問題」です。
現場で対応されたスタッフさんが
・そもそもヴィーガン対応をしていたのを知らなかったのか?
・ヴィーガン対応していたのは知っていたが拙い英語で伝われなかったのか?
どちらの理由にせよ、「お客様に正しく伝わらなかった」 というのには変わりありません。
未然に防ぐには?
ただでさえ不慣れな内容を外国語で説明するのは、極めてハードルが高いと思います。
そこでフードダイバーシティとしては、
「対応ポリシー(ガイドライン)」を多言語で作成することをお勧めしています。
対応ポリシーがあることで、対お客様の説明という側面だけでなく、社内の認識統一にも役立ちます。
対応して終わり、ではなく、対応した後のケアが重要ですね。
細部まで行き届いた対応は、よりお客様の心に響きます。
まだポリシーを作られていない方は、この機会にご検討頂けますと幸いです。