「保育園の代表の想い×プロのシェフスキル」で実現
2024年1月16日(火)、岩手県二戸市のちゃいるどスクールは、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ自由が丘「菜道」の楠本勝三シェフの支援を受けて、当該保育園の園児全ての食物アレルギーに対応した給食を作りました。本取り組みはちゃいるどスクールの「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的として開催されています。
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One Table Dayで食事をする園児と大沢副市長
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開催背景
提供されたメニューは?
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ちゃいるどスクールのOne Table Dayとして提供されたメニュー
・スクランブルエッグのせナポリタン ※たまご風
・きのこたっぷり森のスープ
・コールスローサラダ
・りんご
・いちごソースプリン
一つのテーブルを囲むために、プロのスキルが入ったポイントは2点
1点目:全員に「スクランブルエッグのせナポリタン」が提供されたこと
スクランブルエッグは当然卵不使用ですが、木綿と絹の2種類の豆腐でスクランブルエッグの食感を作り、カボチャで色味と甘さを表現致しました。さらに甘さやコクを深めるための甘酒は地元の酒造である株式会社南部美人様からのご協賛となりました。
尚、小麦アレルギーに配慮してパスタは米粉麺を使用しています。
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全てのメニューに甘酒を使用
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アレルギーのある子もない子もみんなお代わり
2点目:全員に「いちごソースプリン」が提供されたこと
子供が大好きなプリンですが、通常のプリンは当然卵や乳を使います。今回は楠本シェフの特別レシピにて、通常のプリンと見た目だけでなく、食感、味も再現したものを園児全員が食しました。
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給食を食べる園児
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使用した食材
尚、開催に際して主催者である二戸フードダイバーシティ協議会の久慈会長からは、人と人が関係を築くには「同じ釜の飯を食べる」ことが非常に重要であること、そして今後も「できる限りの努力で一つのテーブルを囲む場が作れるのであれば、その可能性を積極的に追求していきたい」と語られました。
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開催の想いを語る久慈氏
特別協力(敬称略)
調理:株式会社Funfair(レストラン菜道)
食材協賛:株式会社南部美人(甘酒)
報道:フードダイバーシティ株式会社
※ご協賛いただける企業様募集中(お問い合わせ:info@food-diversity.co.jp)
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ちゃいるどスクール給食スタッフと、南部美人久慈社長と、菜道楠本シェフ
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