八戸市の飲食店・宿泊施設向けセミナー
2023年9月21日(木)、八戸商工会議所と一般財団法人VISITはちのへが共催で「八戸の資源を活かせる!今日からできるベジタリアン、ヴィーガン等の多様化する食文化対応セミナー」がユートリーにて開催され、八戸市の飲食店、宿泊施設関係者が約120名参加しました。
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プログラム
「八戸の資源を活かせる!今日からできるベジタリアン、ヴィーガン等の多様化する食文化対応セミナー」(70分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩
質疑応答
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当日の様子
基礎から学ぶフードダイバーシティ対応
弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、それぞれの言葉の定義、青森県に来る旅行者のニーズ、具体的に使用できる食材や調味料の選び方、さらに違いよりも共通点を見て考える必要性が語られました。
ヴィーガンやハラールなどの分野は「難しそう」と思われがちな分野で、ハラールメニュー、ヴィーガンメニューといった形でそれぞれの専用メニューを作るとオペレーションも含めて大変になりますが、共通点を整理して「みんなが食べられるもの」を一般メニュー化しておくことで、調理現場のストレスや、ホールスタッフの対応が大幅に削減されることが説明されました。
さらに今日からできる具体例として、八戸の美味しい野菜を使用した「天丼」についても、共通点をしっかりと整理すれば少しの工夫で対応ができる旨が説明されました。
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このように見ると、シェフの負担が大きい
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共通点を見る考え方
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ペペロンチーノはベーコンをキノコに変更するだけで多くが食べられるようになる
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天丼のフードダイバーシティ対応
セミナー終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了となりました。
参加者からは「今日からできる内容も多く、取り組むハードルが下がった」「精進料理や大豆ミートでは満足度は上がらないことが分かりましたので、早速メニューを見直したい」「八戸は海の資源だけでなく、山の資源も多くあるのでしっかりとメニューに組み込んでいきたい」などの声が上がりました。
今後も八戸商工会議所と一般財団法人VISITはちのへとしては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。