徳島大学の学生及び飲食店様、宿泊施設様向けセミナー

2022年12月12日(月)に徳島県が主催で「観光業におけるフードダイバーシティ」と題したセミナーが徳島大学とオンラインにて開催され、徳島大学の学生と、徳島の飲食店、宿泊施設関係者が参加しました。
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プログラム

「観光業におけるフードダイバーシティ」(90分)
講師:フードダイバーシティ 株式会社 代表取締役 守護 彰浩 氏

質疑応答(30分)

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当日の様子

観光業におけるフードダイバーシティ対応と、アフターコロナの新しい流れとは?

弊社代表守護からは世界のフードダイバーシティ市場や、ルールの全体感、ベジタリアンをベースに考えること、旅行者のニーズ、然るべき客単価の上げ方、さらに多様な宗教、文化、信条を持っていても、みんなで一つのテーブルを囲むためには違いよりも共通点を見て考える方法などが語られました。

さらにアフターコロナの新トレンドとして、近年世界中で環境配慮への意識が大きく変わったことなどにも触れ、最新の動向としても欧州での国際会議などでは肉や魚が提供されなくなっている事例と、今後環境問題や気候変動などを議論する場での新しく配慮すべきTPOになっている旨の説明が行われました。

共通点を見る考え方

ヴィーガンは多くの方に提供できるメニュー

参加者からは「日本語のニュース以外もしっかりとアンテナを張っていきたい」「新しいTPOという考え方はとてもしっくり」「G7や万博を控える日本として、アフターコロナの新トレンドにしっかりと準備する必要があることがわかった」「地産地消が改めて価値になることがわかった」などの声が上がり、また終了後は質問も多く飛び交い、熱気を帯びたままセミナーは終了しました。

今後も徳島県としては、食の多様化に関する事業を推進していく予定とのことです。

講演するフードダイバーシティ株式会社の代表取締役守護 彰浩