「保育園の代表の想い×プロのシェフスキル」で実現

2022年9月15日(木)、姫路市のもく保育園にて、世界一のヴィーガンレストランの称号を持つ自由が丘「菜道」の楠本勝三シェフが、当該保育園の園児全ての食物アレルギーに対応した給食を作りました。本取り組みはもく保育園の「One Table Day」として、全ての園児が同じ食卓を囲み、同じものを食べることを目的として開催されています。本取組は今回で9回目となります。

開催の背景や、代表の想いはこちら

One Table Dayで食事をする園児

提供されたメニューは?

もく保育園のOne Table Dayとして提供されたメニュー

・クリームシチュー
・コッペ
パン
・豆苗とえのきのサラダ
・梨のジェラート
・バナナ豆乳

一つのテーブルを囲むために、プロのスキルが入ったポイントは3点

1点目:全員に「クリームシチュー」が提供されたこと
子供が好きなメニューの代表格「クリームシチュー」は通常牛乳を使用しますが、今回牛乳を使用せずに見た目だけでなく、食感、味も変わらないものをプロのスキルで再現致しました。お代わりする園児が続出し、大変好評なメニューとなりました。

尚、今回シチューフレークはエスビー食品株式会社様から、旨味と食感を出すためのえのきは株式会社丸金様から、味を深める旨味出汁はオタフクソース株式会社様からの協賛となりました。

クリームシチューを作る楠本シェフ

2点目:全員に「ジェラート」が提供されたこと
子供がみんな大好きなジェラートですが、通常はもちろん乳と卵を使用します。5月から引き続き、今回もこちらのジェラートは世界一のジェラート職人であるマルガージェラート柴野大造氏が乳や卵を使わずに製造し、味やコクだけでなく、滑らかさも完全再現したプロの作品です。今回は食物繊維、カリウム、ビタミンCを多く含む旬の梨を使用し、栄養価にも配慮したジェラートとなりました。

ヴィーガンジェラートを食べる園児

3点目:全員に「コッペパン」が提供されたこと
パンは通常牛乳およびバターを使いますが、今回はそれらを使用せずに、もく保育園が新規事業として開始したパン工場で製造致しました。牛乳の代わりには豆乳、バターの代わりは株式会社J-オイルミルズ様よりご協賛を頂きましたヴィーガンバターを使用し、プロのスキルで通常のコッペパンと同様に程よい甘さとふわふわ食感を実現致しました。ヴィーガン関係なく、自家製で焼き立てのパンを食べることができる保育園は全国を探しても多くはないのではないでしょうか。

株式会社J-オイルミルズ様よりご協賛いただいたヴィーガンバター

早朝からパン作りを行う楠本シェフ@もく保育園パン工場

完成したヴィーガンコッペパン

食育として

今回、株式会社村上農園様よりご協賛を頂きました栄養満点の「豆苗」ですが、食べる部分をカットした後は5歳児クラスが食育として「再生栽培」を学ぶために育てていくとのことです。豆苗は最大で2回まで再収穫ができるそうです。

株式会社村上農園様よりご協賛いただいた豆苗

5歳児クラスの食育として、豆苗を育てる

丸金えのきの秘密

株式会社丸金様は、安心安全・えのき本来の美味しさを追求し、国内94%えのき生産者が外国産トウモロコシの芯を砕いた土で育てる中、天然の木の子が育つ環境にこだわり樹齢約50年の国産木を砕き、熟成させた木の土から育てています。一般のえのきに比べて旨味成分は45%増、アミノ酸は30%増、抗酸化力は30%増と、味も栄養価もとても高いことが特徴です。

詳しくはこちら

丸金えのきについて(本資料は株式会社丸金様から提供)

特別協力(敬称略)

調理:株式会社Funfair(レストラン菜道)
食材仕入れ:株式会社グローバル
食材協賛①:株式会社丸金
食材協賛②:エスビー食品株式会社
食材協賛③:株式会社村上農園
食材協賛④:株式会社J-オイルミルズ
食材協賛⑤:オタフクソース株式会社

報道:フードダイバーシティ株式会社
※ご協賛いただける企業様募集中(お問い合わせ:info@food-diversity.co.jp

過去協賛企業様:株式会社丸金エスビー食品株式会社雪和食品株式会社