是非一度体験して頂きたい、後楽園文化が産んだ岡山の美
日本において自然や植物、湖などを一つの空間に敷き詰め、藩主たちが中心となり美を追求せんとする「後楽園」にまつわる文化は現代でも重要視され、全国の後楽園に多くの人々が訪れ続けています。その中で今回は岡山に存在する「岡山後楽園」を紹介致します。時を重ねても今なお他の後楽園にも全く引けを取らない素晴らしい庭園となっているこの後楽園は、岡山の有力な観光地として地位を確立しています。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。
由緒正しい歴史に裏打ちされた盤石の評価
この後楽園の歴史、そして評価を確認していきましょう。岡山藩2代藩主である池田綱政氏が1687年から作らせた大名庭園である岡山後楽園は元禄文化を代表する庭園として国の特別名勝として指定を受けました。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも三ツ星認定されるなど全国にある「偕楽園」や「兼六園」といった名園と並ぶ「日本三名園」のひとつとして手厚く評価されているのです。この庭園への対外的評価は最高級のものと申し上げてよいでしょう。
おはようございます✨
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#記念日を感動日に#岡山後楽園 pic.twitter.com/u1EUs3ON2w— 王様のおやつ | 【無添加】半生ドライフルーツ(岡山/瀬戸内) (@rainbowcafepro) June 22, 2022
眺めているだけで落ち着くような場所
では、その後楽園の内容を見ていきましょう。園内には「沢の池」という大きな池が中心部に配置されており、この池を中心として様々な風景を見て回れるようになっています。園内からは岡山城の天守閣を見ることができ、豊かな美意識と高い計算性の下に並べられた「延養亭(えんようてい)」「廉池軒(れんちけん)」などの趣深い建物によって深みのある立体感が生まれています。池には魚も泳ぎ、木々のひとつひとつが美しく並んでいる様子は眺めているだけで心地良い刺激と感性への保養になるのです。
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自然に囲まれて、日頃の疲れを癒してみては?
「井田(せいでん)」と呼ばれるエリアでは実際に稲や茶が育てられていて、庭園製作の音頭を取った池田綱政氏の田園風景に対する愛着が滲んでいます。また「唯心山(ゆいしんざん)」という山の構造になっている場所から庭園を見下ろした時の絶景も興味深いもので、美しい園内の様子を簡単に一望することができます。自然の緑に溢れた世界を心ゆくまで堪能すれば、日頃の疲れも和らぐこと間違いなしです。岡山にお越しの際に、是非とも立ち寄ってみると良いでしょう。
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「岡山後楽園」基本情報
住所 | 岡山県岡山市北区後楽園1-5 |
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電話番号 | 086-272-1148 |
入場料 | 大人15歳〜64歳 410円 高校生以下 無料 シニア65歳〜 140円 |
営業時間 | 3月20日~9月30日 午前7時30分~午後6時(入園は午後5時45分まで) 10月1日~3月19日 午前8時~午後5時(入園は午後4時45分まで) |
休館日 | 年中無休 |
ホームページ | https://okayama-korakuen.jp/index.html |
交通アクセス
※以下のリンクをご参照ください
交通アクセス|岡山後楽園
https://okayama-korakuen.jp/goriyo/access.html