島原の乱で使用された武器など貴重な展示物約200点を展示!
「天草キリシタン館」は熊本県天草市本渡の本渡城址殉教公園にあります。2010年に前進の建物である「本渡市立天草切支丹館」がリニューアルオープンしたものです。館内では、江戸時代初期に起こった島原の乱を中心とした天草キリシタン史に解説を展示物を見学しながら学ぶことが出来るスポットです。
※新型コロナウイルス感染拡大防止対策に関する各施設のガイドラインや、営業時間等の変更がなされているところもありますので、ご注意ください。
『天草キリシタン館』に来たんだが、島原の乱をわかりやすく説明展示していて良かったぜ! pic.twitter.com/f1W31lJ8F2
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島原の乱とは
島原の乱は1637年に起こったキリシタン農民による、日本の歴史上最大規模の一揆です。百姓からの酷使されていたことや、重い年貢を収めなければいけなかったことに加えて、厳しいキリシタン追害受けたことなどに対し、農民たちの不満が爆発したことが一揆の起因となりました。
天草でどこかにマイルの旅、天草キリシタン館。天草・島原の乱のことをとってもわかりやすく解説してくださっていておすすめ。いつの日も歴史にのこるのは変や乱さ。 #JALでどこかにまいってみた #熊本 pic.twitter.com/FlMR0P2fZt
— ほりどん (@pagunokotarou) September 1, 2017
館内展示物と開設で学ぶ島原の乱・天草のキリシタン史
「天草島原の乱を中心とした天草キリシタン史」を展示テーマの中心としている天草キリシタン館。館内では、島原の乱で使用された武器やキリシタン弾圧のために使用されていた踏み絵、隠れキリシタンの当時の生活が垣間見えるマリア像等の品々、約200点の展示物と共に、天草のキリシタン史や島原の乱について学ぶことが出来ます。
また、年に4回現物展示されている世界三大聖旗の一つで、国の重要文化にも指定されている「天草四郎陣中旗」は必見です。実際に島原の乱でも使用されていたもので、旗には血痕やキズなどが生々しく残っており、戦いの壮絶さを物語っています。ちなみに、常設展示されているのはレプリカ品で、現物展示の時期はホームページにてお知らせしています。
〜つづき《天草四郎陣中旗》天草キリシタン館で公開中の重要文化財「綸子地著色聖体秘蹟図指物」(通称:天草四郎陣中旗)の上部には、古いポルトガル語で「いとも尊き聖体の秘蹟ほめ尊まれ給え」と記され、戦でついた血痕や矢弾の跡も残っています。 pic.twitter.com/lIIHyEakPl
— rumiko.h (@ebisuhouse) August 4, 2015
「天草キリシタン館」基本情報
住所 | 天草市船之尾町19-52 |
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電話番号 | 0969-22-3845 |
入場料 | 一般:300円 高校生:200円 小中学生:150円 |
営業時間 | 8:30~17:00 (最終入館は16:30) |
休館日 | 毎週火曜日(祝日の場合翌日以降の平日) 12/30~1/1 |
ホームページ | http://hp.amakusa-web.jp/a0905/MyHp/Pub/Default.aspx |
交通アクセス
・九州自動車道松橋ICから車で1時間40分
・熊本市から車で2時間
・天草空港から車で15分