美しい景観と洞窟の中に本殿がある不思議な神社
「鵜戸神宮」は全国でも珍しい「下り宮」の神社としてしられており、地元では夫婦円満や安産祈願などでもお馴染みです。洞窟の中に建てられた本殿は独特の雰囲気を醸し出し、神社一帯の景観は国の名勝に指定されたほどの美しさを誇ります。そんな宮崎県の人気の観光スポットでもある鵜戸神宮について紹介していきます。
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鵜戸神宮とは
鵜戸神宮は、崖に沿って作られた石段を降りて社殿へ向かう「下り宮」という珍しい神社で、「日本三大下り宮」の一つに数えられます(その他に群馬県「一之宮貫前神社」熊本県「草部吉見神社」があります)。石段を降りた先には、日向灘に面した崖にある洞窟中に本殿が建てられており、拝殿が1体となった権現造(ごんげんづくり)で、波浪によって岸壁が浸食されてできた洞窟に、本殿と幣殿(へいでん)、拝殿が一体となった権現造(ごんげんづくり)と呼ばれる形ですっぽり納まっています。この場所には主祭神である「鸕鵝草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)」を、山幸彦の妻である豊玉姫が出産するための産屋が建てられていたと言われています。
また2017年10月には、鵜戸神宮一帯が国の名勝「鵜戸」に指定されるなど、絶景を楽しめる場所としても人気のスポットとなっています。
鵜戸神宮の見どころ
独特の雰囲気を持つ鵜戸神宮。景観を生かしたユニークな見どころや、この神社の名物となっている運試しなど、見どころを紹介していきます。
撫でうさぎ
神社には「神使」と呼ばれる御祭神と最も近い動物がいると言われており、鵜戸神宮ではうさぎが神使として祀られています。一説には鵜戸神宮の「鵜」が「卯」と「兎」へと転じ、うさぎが神使となったと言われています。同神社では、優しく撫でると病気平癒、開運などのご利益があると言われている「撫でうさぎ」が洞窟内に祀られています。
撫でうさぎ、撫でられ過ぎてますね。もちろん撫でましたよ。#鵜戸神宮 pic.twitter.com/vZKyIk1SAy
— 見嶋戸隠 (@grateful_dead14) April 9, 2015
お乳岩
洞窟の奥に進むと、見えてくるのが「お乳岩」と呼ばれる岩です。安産や育児、子宝、女性の健康、家庭円満などにご利益があると言われています。また岩から滴り落ちる水を「お乳水」と言い、飲むことが出来るようになっています。この水を飲むと、母乳の出が良くなると言われています。
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運玉投げ
鵜戸神宮の参拝後に是非やっていただきたい運試し、その名も「運玉投げ」。運玉と呼ばれる10円玉台の大きさの素焼き玉を、本殿下の磯にある「霊跡亀石」と呼ばれる、亀に似た形をした岩のくぼみのところに玉を見事投げ入れることが出来ると、願い事が叶うと言われています。みなさんも是非チャレンジしてみてください。
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「鵜戸神宮」基本情報
住所 | 宮崎県日南市大字宮浦3232番地 |
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電話番号 | 0987-29-1001 |
営業時間 | 4月〜9月 06:00-19:00 10月〜3月 07:00-18:00 |
ホームページ | http://www.udojingu.com/ |
交通アクセス
※以下のリンクをご参照ください。
アクセス・連絡先 | 鵜戸神宮
http://www.udojingu.com/access/