ウェルネスライフジャパンセミナー 開催レポート

2020年10月5日(月)~10月7日(水)に「ウェルネスライフジャパン(WLJ)」が開催されました。フードダイバーシティ株式会社から誕生した「フリーフロム株式会社」がパネルディスカッションに参加し、「コロナ禍で急成長するベジタリアン市場」について語りました。

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■プログラム

登壇者:
・里見将史氏(ファシリテーター)
・株式会社Tech Doctor 代表取締役社長 湊 和修氏
・株式会社メディウェイズ  代表取締役 小林 靖氏
・株式会社 asken 執行役員 天辰 次郎氏
・フリーフロム株式会社 代表 山崎 寛斗氏

第一部:各社プレゼン
第二部:パネルディスカッション

テーマ:
「ウェルネス領域 コロナ禍におけるパーソナライズの近未来」
~コロナ禍の健康管理を、自分らしさ・自分仕様にどう応えて対応すべきか?~

■ウェルネスライフジャパンHP
http://www.wfjapan.com/tokyo/
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プレゼンやパネルディスカッションを通じてベジタリアン市場の変遷について説明されました。

盛り上がりのきっかけは「インバウンド」

600億円の市場を目掛けて多くのプレイヤーが市場へ参入、火付け役になったのは「インバウンド」だと言う。

コロナきっかけで揺れるベジタリアン市場

インバウンドが下火になる中、ベジタリアン・ヴィーガン市場も衰退するとの予測もありました。

しかし、コロナや自粛が重なって、健康意識や野菜不足の観点から「2020年に入り市場が活発化している」との議論が交わされました。

また、ターゲット消費者に関する考え方として、フリーフロム 山崎氏は下記のように話す。

「これまではベジタリアン・ヴィーガンとミートイーターの市場を分断して考える風潮がありましたが、これからはその間に位置する*フレキシタリアンの市場が肝になってきます。」

*「柔軟」を意味する「フレキシブル(Flexible)」と、「ベジタリアン(Vegetarian)」をかけ合わせた造語で、ゆるい菜食主義者とも言われている(ELEMINISTより)。