要は中田敦彦氏は何を言いたいのか?

こんにちは。食の多様化対応を支援しておりますフードダイバーシティ株式会社の守護です。

2020年9月24日、教育系YouTuberとして活躍中の中田敦彦氏がとうとうYouTube大学でヴィーガンについて語りました。ヴィーガンは健康志向、動物愛護、環境問題、宗教等いろんな側面がありますが、今回は主に環境問題にフォーカスを当てて切り込んでいます。2分で読むことができる要約をまとめましたので、是非ともご覧くださいませ。
※中田敦彦氏が参考した図書はこちら

要約・抑えるべき10のこと

①ベジタリアンとヴィーガンの違いは?ヴィーガンは乳製品や卵も食べない完全菜食者を指します
⇒細かい部分はこちら

②ヴィーガンは日本では少数派ですが、世界では最先端の考えであり、アカデミー賞のレセプションでも提供されるほど注目されている

③温暖化や気候変動などはかねてから社会問題と認識されながらも、大手スポンサーの関係でTVなどマスメディアでは報じられないためなかなか意識が上がってこない分野

④「温室効果ガス排出量」と「森林の吸収量」のバランスを取るべき

⑤既に全人類が食べるだけの穀物は生産出来ている状態

⑥⑤にも関わらず、大規模な畜産業により温室効果ガスが増え続け、中南米の森林がとてつもないスピードで減っている

⑦1ドルバーガーなど安くお肉を食べるための、ファクトリーファームの現状を知ろう(全ての畜産業が云々という話ではない)

⑧ヴィーガン=(上記の)社会問題に気づいている人たち=地球からの警鐘の代弁者

⑨日本はもともと菜食文化が馴染んでいて、肉を積極的に食べるようになったのは文明開化以降、日本人には出来る素養がある
※最近は様々な代替肉も出てきている

⑩しかし急な変化を起こすと、家庭内でも社会内でも摩擦は必ず起きるから出来ることからという姿勢が重要

以上です。

「ヴィーガンになりましょう!」という主張ではなく、自分なりに出来ることを、地球のために何か一歩始めませんか?というメッセージでした。決して肉食を否定したり、ストイックに考えようというものでもなく、現代社会の理解と配慮を最大限に行った素晴らしい動画だと感じました。